蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

畑開き’19  (bon)

2019-04-26 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 今年、16回目の「畑開き」でした。 4月22~25日のお天気は、変化の激しい4日間でし
た。初日~2日目は初夏の陽気で暑く、沿道の桜は今が満開、畑の梅も同時に咲いていま
した。 3日目は。小雨から本降りになり冬逆戻り、帰る日も愚図ついて、やや寒い朝か
ら午後には気温も上がり蒸し暑い・・そんな状態でした。

八ヶ岳(赤岳を見る角度から)       畑でのテント張り
 

マルチ剥がしなど            芋がら枯れ枝の焼却
 

 前回(4/10~13)は、大雪で積雪のため、畑開きの準備・・マルチ剥がし、防草シート
の除去、芋がら・枯れ枝の焼却等の作業が出来なかったため、今回の日程の中で、大急ぎ
で済ませる必要がありました。
 つまり、2日目の午後4時に、大型トラクターによる畑の
掘り返し、整地の作業を依頼していたからです。

灰・糠の散布                           お茶タイム 
 


 ホッと一息ついて、お茶タイムしていた時、ドッ・ドッ・ドッと低いエンジンの音が
遠くに聞こえ、ほどなく大きな赤い顔が出てきました。 うまい具合に間に合いました。
 みるみる畑は、見違えるようにきれいに掘り返され黒々としたフカフカの状態になって
行くのでした。

         大型トラクターの掘り返し         
  

               見事に整地されました
                 

 いつもお世話になっている温泉「縄文の湯」は、今週一杯休業でしたので、少し離れた
芹が沢にある「河童の湯」に行きました。 途中、大きな満開の桜を眺め、少し熱めの
お湯に浸かる時、汗した身体が、じわ~とほぐれてくる瞬間を味わうのでした。


 翌朝(3日目)は、朝いち、畝間隔の設定、手押し耕運機による畝つくり、施肥・・と
一連の作業を終えていよいよマルチ掛け、防草シートの敷設をして、今回の最終目標で
あるジャガイモ、サトイモの植え付けを完了しなければなりません。

手押し耕運機で畝つくり始まる       ジャガイモの芽分割 
 

 小雨が降ったり止んだりの中、急ぐ気持ちを抑えながら、マルチ、防草シートのセット
敷設は、結構難しい、幅調整があったり、風にあおられ 難航しながらの作業でした。 
 ジャガイモ(200個)、サトイモ(100個)を植え付ける時には、本降り状態での作業と
なり、簡易な雨具では中まで沁み通ってしまいました。 懐かしい“どろんこ遊び”の
感覚でした。

        雨の中の植え付け

         

 それでも、無事 予定の作業(イモ類を植え付ける)を終えることが出来ました。もう、
6時が来ていました。
 身体は濡れて冷えていましたが、“どろんこ”では、温泉には行けず、そのままK邸で
シャワーを浴びてスッキリし、ようやく達成感が湧いてきました。 それでも。テントや
農機具などの片付けは、最終日回しとなりました。

完成した蓼科農園            頑張りました
 

 密な作業の「畑開き」でしたが、無事に終わり、今シーズンの実質スタートが切れま
した。 次回、5月下旬の「大合宿」には、黒マルチから、ジャガイモ、サトイモの若い
芽が、顔を覗かせていることを期待して、蓼科農園を後にしました。

 

 お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。( 3‛15”)




コメント (5)
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