蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

かぼちゃ祭り‘19  (bon)

2019-09-07 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 蓼科農園は秋の気配いっぱいでした。 ススキは、まだ咲く直前の花穂、コスモス、
吾亦紅、月見草など風に揺らいで、チラホラとアキアカネが舞う、そんな高原は、いま,
秋を迎えていました。
 近くの田圃は、すでに稲穂が実り、畦にはオミナエシなども爽やかに靡いていました。

 秋の気配
  

 農園は、防草シートを敷いている畝部分以外は、この夏の暑さを過ごした雑草にひざ
上まで覆われていました。 今回の収穫メインの「かぼちゃ」は、大豊作で、動物?に
食べられているものもありましたが、健全な良い形のが 30個ほど採れました。 その他、
長ナス、米ナス、万願寺トウガラシ、ピーマン、パセリなどがたくさん収穫できました。 
 蓼科の地は、気候、朝夕の寒暖の差、土壌などの違いがあるのか、同じ苗の生育が、
関東のそれと大きく違っているのです。毎年そうですが、ナスは色つや、柔らかさ、ピー
マンなどは、親子ほどの大きさの違いがあり、蓼科のは、肉厚で色つやよく、柔らか・・
良いことばかりです。

 雑草に覆われた畑                    アキアカネ         


        大豊作のかぼちゃ など
       

 ナス                  ピーマン
 

 

 収穫を次回に控えるサトイモ、サツマイモさらに黒豆、花豆は、夏を過ごして一段と
成長して堂々と逞しい感じになっていました。

 サトイモ                黒豆
 

 このところの天候は、不安定でしたが、この地も、夜にサーッと雨が来る程度で、日
中は夏の太陽が照りつけ、今なお 30℃近い日差しに、作業中は、流れる汗に煩わされま
すが、テントの日陰で休む時、ひんやりとしたさわやかな風を受け、疲れも消えて充実
感さえ涌いてくるようでした。

      ランチタイム
       

 思えば、蓼科農園も、こちらの高台に移ってから既にまる15年が過ぎ、今では、土壌
も無農薬の上、肥沃に育ってきているのでしょう。小さなアマガエルがいつも、元気に
飛び回っていて、この夏も元気に過ごしていたのでした。

 お山の姿は、今回の 4日間を通じて、南北、中央アルプスは勿論、仲良しの八ヶ岳も
その勇姿を露わにすることはありませんでした。本格的な澄み切った秋空は、次回のお
楽しみというところです。

           青年たち
  


 齢 八十を迎え、畑作業を通じて、季節の移ろいを追いかけ、折々の作物の稔に充実を
感じながら、気の置けない仲間たちとの共同作業・団らんは、最高の贈り物かもしれません。

 感謝!

       団欒
           

 

 お楽しみオートスライドです。ご覧ください。(約8分弱)





 


コメント (3)
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