蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

マントヒヒ  (bon)

2019-11-28 | 日々雑感、散策、旅行

 突然、失礼します。

 埼玉県の東武動物公園にマントヒヒが飼育されていて、土日祝日には、1日4回「マント
ヒヒダッシュ」なるイベントがあって、展示場の間をマントヒヒが一列になって“ごはん”
をめがけて、すごい勢いでダッシュして移動するのだそうです。 飼育員の山田篤さんが、
新聞(読売新聞、11/16朝刊)に紹介されていました。

     マントヒヒ 
      (ウイキペディアより)

 マントをまとったような姿が名前の由来だそうですが、マント状に毛が生えているのは 
オスだけだそうです。 一夫多妻制で群れをなし、ここ東武動物園での群れの頂点に立つ
のは、“キング”と名付けられているそうです。
 野生では、ウイキペディアに『一夫多妻のハーレムを形成し、おとなのオスは、メスが
まだ幼いときに親元から連れ去ってハーレムのメスを増やしていく。メスがハーレムを離れ
ようとした場合、オスはすぐにメスの首にかみついて、ハーレムにとどめようとする。』と
ありました。

     アップ  
      (ネット画像より)

 動物園の「ダッシュ」でも、必ずキングを先頭に、雌のマントヒヒが続き、最後に
2番手3番手の雄が移動するのだそうです。 このルールが崩れることは殆ど無いのだ
そうです。

     

 とろで、マントヒヒとかオランウータンとか、チンパンジー、ゴリラなどたくさんの
名前は聞きますが、一体どのような関係なのか? この際調べてみました。

 

 霊長類というのが分類のおおもとなんですね。 霊長類は霊長目、サル目とも言われる
そうです。 で、この霊長類が、いろいろな種に進化して行くのです。
 下記の図は、蛭川氏の分類を少し省略して作成したものです。

 霊長類の分類 

  
                               (蛭川氏分類より)

 

 ここで、マントヒヒは、オナガザル科ヒヒ属に分類される霊長類なんです。また、人の
生命、身体又は財産に害を加えるおそれがある動物として政令で定められた「特定動物」
に指定されていました。
 エチオピア、サウジアラビア、スーダン、ソマリアなどに生息しているとありました。

 上図をさらに他の資料(たとえば、ウイキワンド)によれば、これらの分類が “鼻”
の向きや広がりによって行われていることが分かりました。 曲鼻(鼻の穴が左右に広がっ
ている)と直鼻(鼻の穴がまっすぐ前を向いているか、下方を向いている)で、曲鼻は、
図では原猿亜目、直鼻は、直猿亜目で、曲鼻は、キツネザルやロリスで、その他のサル目
は直鼻で進化し、さらにこの直鼻が、広鼻(鼻の穴の間隔が広い)と狭鼻(それが狭い)
に区分され、多くは、狭鼻なんですね。

 また、類人猿というのは、オランウータン以降の霊長類(サル目)で、ヒトを除いた種を
言うようです。

 ま、どうでもいいことですけど、ちょっとスッキリしました。

 

 

 

 

コメント
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