昨年11月に、これまで16年以上にわたって耕作をしてきた蓼科農園を閉園し、一抹の
寂しさは禁じえませんが、来し方を想うとき、ビジネスの世界からいきなり、自然の営み
に沿った農作業に入り込み、それも次第に板につき、折々の豊かな作物の恵みに満足し、
何より仲間との堅い絆に支えられた、ゆったりと充実した感慨に浸っています。
還暦を過ぎた熟年時代を友とともに青春気取りで過ごした長い年月もあっという間で
あったように感じ、このような今の充実した思いも、スタート時点では、明確な方針、
あるいは目標みたいなものがあったわけではなく、年月を重ねるごとに仲間の希望や思い、
繋がり等が絡み合って次第にこのような素晴らしい形に収れんしてきたのでしよう。
仲間みんなの活動の “粒粒”が、年月のうちに次第にすり合わされて固まって出来た、
頑強な地層のようなものかもしれません。
仲間はそれぞれに、そんな思いを抱きながら、3か月足らずの、まだ熱い思いが冷め
やらぬ 今年(2020年)2月3日の再開へと舞台がまわってきました。
蓼科浪漫倶楽部 2nd ステージが、東京晴海の『トリトンスクエア』から始まりま
した。
トリトンスクエア
(トリトンHPより)
東京湾のいわゆるウオーターフロントの巨大再開発の中心に位置するトリトンスクエ
アは、一帯のオフィスゾーン、レジデンスゾーンなど林立する超高層ビル群の中心でも
あり、水辺の小高い丘の花木や草花に導かれた公園も、清潔でいかにも現代風に整えら
れて、私たちは、尽きぬ話題にウキウキしながら、ひと時散策を楽しんだのでした。
ビル内の一角、レストランゾーンで、ワインとステーキのディナーを楽しみ、ほど近い
クロノレジデンス 30階のビューラウンジで時の過ぎるのも忘れ、終わりをしらない談笑
がいつまでも続きました。 Kさんの素晴らしい企画・演出に一同満足しました。
今はもう完全に閉鎖した、蓼科農園の長い思い出の写真やスライドを見ながら、今また
当時の話に花が咲き、また、同期全体の同窓会での想い出話などなど終わりそうにあり
ません。
2ndステージも、何をどうする・・などの目標や計画など、皆目ありませんが、みんな
がこれからも元気で楽しく時を重ねるための栄養剤やビタミンみたいな要素になるよう、
デジタルなメール交流だけではなく、同じ空間で語り合える場をたまには開催し、時に
旅行などがあってもよいかもしれない・・そんなスローライフを楽しみたいと思ってい
ます。
ラウンジからの夜景
あまりの楽しさに、カメラの存在をすっかり忘れてしまい、肝心の写真がなく、貧弱
なオートスライドとなってしましました。 PCとOSを更新したため、これまでのソフト
が使えず、あれこれ長時間奮闘しましたが、中身が薄く今一つの出来栄えです。