蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

神楽坂研究(16) (bon)

2021-05-24 | 日々雑感、散策、旅行

 ここに来てようやく、新型コロナワクチンの承認を増やしました。モデルナ製と
アストラゼネカ製の2社でこれまでのファイザー製と合わせると3社で合計3億6400
万回分を確保し、16歳以上約1億1000万人が2回接種するのに十分な量を確保したと
あります。

 最近の報道によれば、アメリカではワクチン接種の積極的な勧誘が行われ、特に
若者層に向けた“接種すれば、バスケットボール試合のチケットがもらえる”など
のキャンペーンが行われているとか、予約なしでいきなり接種が受けられる会場も
設置して呼び込んでいるとか。

 こんな状況を聞くにつけ、何やら日本のそれは、すっごく “後進国イメージ”
に映ります。

         (ネット画像より)

 前置きが長くなりました。 神楽坂研究(16)に入ります。

**** 若さんの 日本政府コロナ対策の問題点と             
                戦時対応した中国の感染対策  ****

1.日本政府のコロナ対策についての考察

 まん延防止対策下でもコロナ変異種が感染急増した大阪で医療崩壊し緊急事態宣
言を発出。東京・関東も含め全国主要都市での3度めの緊急事態宣言も延長戦突入、
変異種急増の歯止めは見えません。
 それにしても、日本政府のコロナ対策は世界各国と比較して、検査抑制、マスク
着用、手洗い消毒、ソシアルデイスタンス、リモートワーク呼びかけ、飲食店時短
(休業)要請、外出自粛と「自粛要請呼びかけ連呼」だけで、インフルエンザ原因
による死亡(3,300人/18年)と 超過死亡(感染症罹患し慢性疾患で死亡)をあわ
せた例年1万人の死亡数に対しコロナ禍でも例年なみ以下に抑えているので、適切
な対応をしていると暗に主張しているようです。

 しかしコロナ直接死因の死亡数は、前年インフル死亡数の2倍以上になっていま
す。米国では2020年5月でコロナで5万人死亡確認されたときに例年のインフルエン
ザ死亡推移と同等との発表。米国医療統計は独自の推計値であり、トランプ大統領
のコロナ軽視発言もあり、50万人超の予測数値発表に躊躇したのでしょうか?

 日本政府としては、緊急事態宣言発出での接触機会削減呼びかけだけで医療崩壊
しないギリギリの感染抑制をつづけ、最後はワクチン接種の集団免疫獲得で逃げ切
る作戦のように見えます。 しかし、大阪と隣県では、変異種拡大で医療崩壊続き、
軽中等症病床や自宅の重症者がICUに移れない事態が続出継続です。  

 知事はワクチン以外の対策はもうない! と「敗北宣言!」しました。 切り札
のワクチン接種については先進国最低水準(人口の1%未満)。変異種感染拡大加速
は医療崩壊の地域拡大が懸念され、ワクチン接種の展開が遅いので集団免疫獲得に
は程遠い状況です。

 各国と比較してPCR検査抑制対応、単なる自粛要請の緊急事態宣言発出なのに毎
回躊躇し「遅い」と医師会に批判され、ワクチン導入接種時期の遅れ(認可法制を
臨機応変にしてワクチン接種早期承認など論外、後手後手対応)といった政府対策
の問題を野党は指摘しないし代案もなし、報道批判も出てこないのは不思議な気が
します。与党は選挙を控えて予算は100兆円用意しました。 とにかく自粛お願い
と頭を下げるだけ、オリ・パラの開催強行は国内外からも批判が聞こえてきます。

 

2.中国感染対策からの示唆→国家としての「戦時」対応!

 中国武漢封鎖は「細菌戦軍事対応」
 高度に組織化され計画通りの歴史上例を見ないパンデミック対策で、広域ロック
ダウンでの短期感染者隔離、拡大抑え込みしワクチンの早期並行開発(2003年創業
の国有Sinopharm社)。そして今年2月には本格的接種開始と実にタイムリーなワク
チン開発製造・接種による集団免疫確立の早期移行推進という出来すぎソリューシ
ョンです。公式発表値で感染累計90,000人、死亡者4,600人、ワクチンは現状4.9億
人(人口比35%)接種完了。中国政府統計は信頼性に疑問符ですが、完璧に近い抑え
込みに見えます。

 軍事作戦の強権執行については異論あると思います、しかしcovid-19=国家安全
保障上の驚異と予想し、想定通りパンデミックマグニチュードは海外で驚異確認さ
れ、一連の対策、ワクチン接種は「国民の命第一」の危機管理機能を果たしています。

 したがって、感染源は武漢研究所からの漏洩ウイルス(=covid-19)で科学的特
性評価と驚異分析は国家安全保障上の驚異であると党中央を認識させ、ワクチン開
発迄含めた戦略行動に踏み切れたという説が最も適切なシナリオに見えます。

 昨年の報道には、戦時対応という言葉を見つけられませんでした。しかし予想通
り、武漢封鎖当初より「戦時」という文字が使われていました。昨年自衛隊分析官
発表では「ロックダウンは人民解放軍の補助的活動のみで軍事行動とは思えない」
と断定。危機情勢分析として本気で言っていたら問題です。 自衛官は危機意識を
あおる情報発信を自制している?

 戦時といってロックダウンしたことは「戒厳令施行」つまり軍事行動です。コロ
ナ感染封じ込め作戦は細菌戦軍事行動として実行され最終目標の集団免疫獲得に向
けて徹底した一連の作戦は、細菌戦対応の見本みたいな事例です。歴史的なパンデ
ミックを予測してこのような大規模作戦実行、ワクチン開発製造まで一貫して実施
した軍事行動/作戦令はないといえます。 しかも医療薬品先進国と言えない国が
やりました!

 米国でバイデン政権になってから、死者数が両大戦累計超えで「戦時宣言=wartime」
しました。 米国覇権に対する悪質な挑戦に対する報復継続と漏洩説を見据えて対
中国政策についてトランプ政策の強行策継続を発表したのだと思います。バイデン
陣営は,china-virus(周近平)にトランプを倒してもらったのに皮肉な話です。 若

 

 

全国30自治体 大規模接種会場で“コロナワクチン”接種を行う意向【新型コロナ】

 

 

 

コメント
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