今日、5/26の夜、空が晴れていれば“スーパームーンの皆既月食”が見られます。
宵の口から東南の空低く、欠け始めたお月さまが上り始め、20:09に皆既食となり
ますからまだ早い時刻の天体ショーを楽しみたいと思います。 スーパームーンが
皆既月食となるのは次回は12年後だそうですから、見ておきたいですね。
covid-19が最初に発見されたのは、中国武漢市でしたが、それから世界中に感染
が急拡大し1年半が過ぎ、世界の感染者は1億6千人を超え、死者348万人(5/25)と
いう直接被害とともに、医療現場の崩壊、産業の停滞、人的交流制限などなど日常
生活にまで大きな影響をもたらしています。
今回の神楽坂研究は、中国、米国におけるコロナ戦略と日本の対応を比較しなが
ら次第に怒りがこみあげてくる熱い論調が展開されています。では・・
**** 若さんの 中国コロナ対策と日本の対応 ****
中国コロナ対策(戦時対応)と危機感ない日本政府対応
海外マスコミは、武漢封鎖等のコロナ対策は軍事対応(military mode)、 (military enforces)だと報道していました。
1.中国武漢ロックダウンに見る戦時対応(=軍事作戦行動)分析と
台湾成功事例からの示唆
①戒厳令なみロックダウン(地域封鎖、外出移動禁止、商業活動停止、マスク着
用義務)公安全面出動と軍医/看護師出動、ロジスティックへの人民軍支援 ②抗
体、抗原、PCR検査薬国内量産し検査徹底による感染者短期特定と隔離 ③感染者
隔離用大規模病棟短期建設とICU増強 ④国有企業での短期ワクチン開発並行し量
産、接種の徹底→戦時宣言をして感染封じ込めを計画的実施し、封じ込めに成功。
台湾も感染抑制に成功、集団免疫に邁進中。
台湾は、中国により、WHOから情報隔離されても独自対策で封じ込めに成功。武
漢での流行初期段階でSARS並みの驚異として対応し、対策違反罰則やスマホアプリ
も駆使して感染拡大を防止しました。 累計感染者 1,256人、死亡者12人、人口
2,357万人=信頼できる統計。 現在に至るまで、中国本土でのインテリジェンス
活動でコロナは国家安全保障上の驚異として理解していたようです。しかし直近で
変異種による新脅威(中国原産種のインド/英国経由で強力変異種の時間差攻撃)
対策に追われています。
2.なぜ中国は戦時対応できた?
①共産党独裁政権であり、民間企業活動や私権の制限を党の決定次第で強制執行
できる。 ②武漢研究所で培養研究されていたウイルスの漏洩。漏洩ウイルスの研
究評価による驚異分析では、covid-19は国家安全保障上の驚異、世界的パンデミッ
クになる認識があった。 ③人民解放軍の細菌戦対応戦略=私権制限を伴う短期感
染封じ込め隔離と短期ワクチン開発並行のための行動計画(公安、軍、医師、研究
開発=人と予算、細菌戦研究と演習、検査、治療薬、ワクチン開発等医薬品開発製
造対策)を事前研究/演習(準備)もされていたと思われる。
②は仮説ですが、武漢ウイルスの正確な特性、驚異分析評価なしにこのような国
家的戦略遂行はできないのは明白です。 いまだウイルス感染源の情報開示しない
中国は「パンデミック細菌兵器」入手し被害最小化の作戦手法を確立した国になり
ました。
3. 米中における危険なウイルス研究の知るべき事実
オバマ時代、国内でSARS級の危険なウイルス研究は不祥事(漏洩、感染発症)が
続き、2011年10月大統領令で研究予算を削減し事実上禁止! その後研究は中国に
下請け(アウトソース)され、武漢細菌研究所に主に委託されていました。
米国から人(研究者)と一部政府予算も流れていた研究委託を通じて、研究所内
事情を米国関係者は把握していて、感染事故等も確認していたとの情報もあります。
昨日の(5/19)米国内報道で武漢研究所からの漏洩説に議論再燃とありました。
しかし、中国の情報非公開の壁に真相解明は不透明です。仏、加ともウイルス関連
研究は連携していました。
中国はCOVID-19の自然派生感染拡大説を誘導していますが、遺伝子組換研究疑惑
には沈黙、漏洩説はヒステリックな否定です。WHO現地調査団の公式発表のあとで
「中国政府のとった細菌戦と同等の一連の感染収束策を総合的に鑑みると、漏洩仮
説がシナリオとして最もマッチする」という米国学者の発表もありました。中国は
「証拠は?デマだ、捏造説だ」といい米国感染源説まで反論にあげたのはトランプ
圧力への反発だけではない何かを感じます。
4.日本政府のコロナ対策の正当性ロジック崩壊?
米国は両大戦死者数超えの58万人!さらにブラジル、欧州各国の感染死者数比較
では日本政府対応と国民の感染対応策は、それなりに効果を出しているように見えます。
政府としては、緊急事態宣言発出での接触機会削減策で医療崩壊しないギリギリ
の感染(重症患者)抑え込みをつづけ、ワクチン接種の集団免疫獲得で逃げ切る思
惑はワクチン接種開始の受付段階で混乱です。 欧米諸国、中国はワクチン接種爆
速対応、すでに未来志向です。 一方我が国は、未だ着地点が見えません。
死亡数統計は例年なみに抑制しているように見えます。しかし大阪の変異種によ
る感染者、重傷者急増による医療崩壊は全国に波及しかねない状況に加え、ワクチ
ン接種の遅さは明らかに国民の不安と不信は増大しています。
ワクチン開発は他力本願、検査試薬普及させず、検査数抑制した対応策は国内外
から疑問視しきりです。 市場には研究用として中国製試薬氾濫です。厚生省は、
治験には必要な国内感染数が少ないから時間がかかりますといかにも対策は順調な
みせかけ発表。 しかし治験はメーカー任せのお役所仕事!
英国などの対策と比較して時間を無駄にしています。 さらに現在の法制度では
精一杯の努力、施策に注力していると言って、米中英などの緊急対策とは雲泥の差
があります. 言い訳のように聞こえ、戦略なしで戦術対応と国民の意識に訴える
だけの無策が露呈してきています!
中国、米国、英国の対応は問題点、政治的欠陥も多々ありますが、危機管理体制
と柔軟な法改正施行などは見習うべきです。
前述の通り、ウイルス起源の中国では最初から「戦時」対応を柱にして公安、人
民解放軍の全面出動による前例のない軍事作戦実行。 感染拡大抑止とワクチンの
同時並行開発を実行しました。さらには自国から拡大したパンデミックに人道支援
と称し発展途上国に医療機器、マスク、ワクチン供給し、覇権拡大、プレゼンスを
増大させました。
中華コロナ戦略思想の根本は、CHINA FIRST! CORONA MAKES CHINA GREAT AGAIN
=MAKE CHINA NO.1!
日本の政府対応を中国、米国と比較すると、コロナ対策無視で戦死者累計、麻
薬/オピオイド禍、銃関連死者をはるかに超える感染死者世界一にしたトランプ政
権運営よりはマシ! しかしバイデン政権の大規模ワクチン接種は急速に感染抑
制、経済活動復活につなげ余剰分は発展途上国支援に向けはじめ特許一時停止呼び
かけなど国際的リーダーシップ発揮です。
一方中国の戦略対応を見極められない日本政府は、呼びかけ・お願いだけの感染
対策に終止する後手後手政府対策の原因は、対中国インテリジェンス欠如、国家安
全保障上の問題に対する総合的国家危機意識欠如ではないでしょうか!
福島原発の津波対策軽視による惨状に対する責任/原因追求曖昧な対応を継続し、
廃炉迷走し政治の危機です。水素爆発原因の電源二重化欠陥設計の承認、監査責任
すら不問です。 最近の東電の管理体制は言語道断。平和ボケと戦争、テロという
言葉に対するアレルギーで政府国民とも危機意識欠如です。
元法務大臣と妻の国会議員がいまだ金で票を買う政治家/党行動に象徴されてい
ます。 新聞/TVのマスコミ大手も購読者/広告費削減で番組開発費削減と業界再編
に怯えどの局も低コスト低俗番組オンパレード、グローバル化情報高度化に対応で
きない迷走状態です。 政府自体のインテリジェンス弱さもあって国民も現状/長
期展望がよく見通せないのかもしれません。
自然災害、大地震には敏感でも、パンデミックや食糧自給、エネルギー問題を含
めた安全保障戦略は曖昧。 脱炭素社会に向けたCO2削減目標は「なんとなく湧い
てきたイメージ」の大臣発言するなど戦略思考欠如、戦略構築推進に必要な国家的
情報収集分析力の弱さに問題を感じます。 Open Resource Investigation(インタ
ーネットでの公開情報分析)でも中国戦略の意図分析ぐらい早期にできていて対応
対抗戦略が立案できていた気がするのですが・・
それにしても、コロナ対策の先陣を務めるべき厚生労働省役人は、国民に自粛要
請以外無策に加え、送別会(宴会)でクラスター感染! 終身雇用保証された役人
の典型的悪例! 政府の緊急事態宣言発出遅いと批判はすれど、寿司屋で妙齢の女
性と飲食し、自民党政治資金パーテイに出席・・などが週刊誌にスクープされたり
と官邸、与党、政府、医師会トップの行動は口先だけの危機意識のなさは「重症の
認知症」の極み! 若
1月頃のyoutubeです。
【新型コロナ】徹底管理、過激対応も 収束アピールの中国