ちょっと遅れのレポートです。
15/26は、なんてったってスーパームーンの皆既月食! テレビなどでは、朝か
らこのことの紹介が頻繁にありその気にさせて、デジカメの充電も済ませていたの
に・・。 関東の空は、ほんのり明るいけれども雲が立ち込めてお月さまどころ
ではありませんでした。 日中はあれだけ晴れていたのに・・。日本で皆既月食が
見られるのは2018年7月28日以来、約3年ぶりだったんです。
何度もベランダに出たり入ったり・・ とうとう諦めて、パソコンLIVEを観よう
とスタンバイしました。
日テレニュースのライブカメラ映像が出ていて、「浅草」からのライブでしたが、
スカイツリーがきれいに見えるだけで、お目あての姿はありませんでした。
日テレニュースLIVE 浅草より
ライブカメラが切り替わり、「那覇」からの映像に。 この間の映像(PC画面を
デジカメで撮った写真)を以下にとどめてみました。(時刻は大体です)
日テレニュースLIVE 那覇より
これらの映像は、確かにライブではありますが、月からの光を電気を通してみた
もので、その光が直接自分の眼に入ったものではありませんが仕方ありません。
今回の月食では、本来ならば下表のようなタイムスケジュールで見えたはずなん
ですね。
皆既月食タイムスケジュール (ウエザーニューズより)
東経140~141度近辺にある東京、仙台、札幌では、緯度が高い札幌の月の出が遅
くなるのでしょうか。 20時10分頃から皆既食となるとありますが、映像では月の
左上部が少し輝きが残っているように見えていました。赤銅色というのも、それほ
ど・・。
で、今回のスーパームーンは、ちょうど皆既食の最中 20時14分に満月の瞬間と
なるといいますから、それこそワンチャンスだったのですね。このときの地心距離
は約35万7000㎞で最も近く、月の視直径(見かけの大きさ)は33分25秒角とありま
した。
最も遠くで起こる満月(2021年で最も遠い満月は12月19日)と比べて、視直径が
約14パーセント大きく、約30パーセント明るく見えているそうです。
スーパームーンの大きさ (ウエザーニューズより)
延滞ショーが終わった9時半ころに、ぼーっとした半分の月を肉眼でみたのでした。
肉眼で見た月(21:30)
紫式部 (百人一首)から、
『 めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲隠れにし 夜半の月かな 』
スーパームーン皆既月食 宇宙の神秘 赤銅色に輝く月