スーパーコンピュータで1千万年かかる計算を数十秒で解いてしまう
量子コンピュータの出現など、摩訶不思議な量子の研究が進めば、
社会は飛躍的に変化するといわれています。
今の日本の科学技術の技量低下を・・・このままにしない色々な技術がまだまだあります
将来に、日本の技術回復を願いたいですね。
第1章 通信の速さの限界に挑む!
光通信やブロードバンド。この言葉を聞いたことがない人はいませんよね。
これからはインターネットを中心とした高速の通信手段(通信回線)を表していて、
ここ数年の間にその速度は桁違いに早くなりました。
安藤弘明教授はその職に就く前、まさにこの”桁の違い”に挑戦していたのです。
光通信で使う波の長さはミクロンという単位で表されます。
安藤教授は企業で研究を始めた1970年~80年代当時は波長0.8ミクロンが光通信に
最適と考えられていた。しかしこれで満足していては研究者としてのプライドが
許さない。光の通信を、さらに速くより遠くまで送るための研究開発プロジェクトに参加し、
波長1,3~1,5ミクロンの光を使う、桁違いに高速な光通信の実現に大きく貢献した。
そのような挑戦の突破口を開くきっかけとなったのが物理学で得られた知識だったのです。
第2章 ミクロの世界に住む量子たち
現代の情報化社会を根底から支える物理学、その物理学には2本の柱があります。
有名な理論物理学者アインシュタインは相対性理論という物理学の大きな柱を完成させました。
それに対してもう一つの柱に量子論があります。相対性理論は私たちが見える世界、つまりマクロの世界で通用する考え方ですが、量子論の舞台は不思議で神秘的なミクロの世界。
原子や分子のサイズ程度の小さいミクロの世界では、光が粒の性質を、また電子は波の性質を
示すようなります。これらは「量子」と呼ばれています。量子論ではその量子を研究するのですが、電子や光の量子を上手に制御することができるようになれば、光通信の速度や情報量が飛躍的に増えるだけでなく、ハッキングされることが無い究極的に安全な光通信をできるのです。
第3章 量子力学は古くて新しい
現在も量子の効果は、実は身近によく使われています。レーザープリンター、衛星アンテナ、
高性能トランジスタ、携帯電話もそうです。待ち受け時間を長くしたり、電波を効率よく
発生させたりできるのも量子効果のおかげです。量子と量子を重ね合わせるなど、量子の相互作用について研究を深め、量子を意図的に操ることができれば、量子コンピュータの開発にもつながるでしょう。「量子」の概念は古くからありますが、情報技術の発展にともない日々進化を続けています。だからこそ、興味の尽きない学問領域なのです。(甲南Todayより引用させて頂きました)pooky
量子コンピュータの出現など、摩訶不思議な量子の研究が進めば、
社会は飛躍的に変化するといわれています。
今の日本の科学技術の技量低下を・・・このままにしない色々な技術がまだまだあります
将来に、日本の技術回復を願いたいですね。
第1章 通信の速さの限界に挑む!
光通信やブロードバンド。この言葉を聞いたことがない人はいませんよね。
これからはインターネットを中心とした高速の通信手段(通信回線)を表していて、
ここ数年の間にその速度は桁違いに早くなりました。
安藤弘明教授はその職に就く前、まさにこの”桁の違い”に挑戦していたのです。
光通信で使う波の長さはミクロンという単位で表されます。
安藤教授は企業で研究を始めた1970年~80年代当時は波長0.8ミクロンが光通信に
最適と考えられていた。しかしこれで満足していては研究者としてのプライドが
許さない。光の通信を、さらに速くより遠くまで送るための研究開発プロジェクトに参加し、
波長1,3~1,5ミクロンの光を使う、桁違いに高速な光通信の実現に大きく貢献した。
そのような挑戦の突破口を開くきっかけとなったのが物理学で得られた知識だったのです。
第2章 ミクロの世界に住む量子たち
現代の情報化社会を根底から支える物理学、その物理学には2本の柱があります。
有名な理論物理学者アインシュタインは相対性理論という物理学の大きな柱を完成させました。
それに対してもう一つの柱に量子論があります。相対性理論は私たちが見える世界、つまりマクロの世界で通用する考え方ですが、量子論の舞台は不思議で神秘的なミクロの世界。
原子や分子のサイズ程度の小さいミクロの世界では、光が粒の性質を、また電子は波の性質を
示すようなります。これらは「量子」と呼ばれています。量子論ではその量子を研究するのですが、電子や光の量子を上手に制御することができるようになれば、光通信の速度や情報量が飛躍的に増えるだけでなく、ハッキングされることが無い究極的に安全な光通信をできるのです。
第3章 量子力学は古くて新しい
現在も量子の効果は、実は身近によく使われています。レーザープリンター、衛星アンテナ、
高性能トランジスタ、携帯電話もそうです。待ち受け時間を長くしたり、電波を効率よく
発生させたりできるのも量子効果のおかげです。量子と量子を重ね合わせるなど、量子の相互作用について研究を深め、量子を意図的に操ることができれば、量子コンピュータの開発にもつながるでしょう。「量子」の概念は古くからありますが、情報技術の発展にともない日々進化を続けています。だからこそ、興味の尽きない学問領域なのです。(甲南Todayより引用させて頂きました)pooky
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