今日1月20日は、二十四節気の第24番目 “大寒(だいかん、たいかん)” です。
二十四節気とは、ご存じの通り、旧暦では月日と季節感がマッチしないため、昔の人の知恵で
一年を24に区切った季節の表示ですね。 立春から始まり、大寒で一巡します。
ウィキペディアから拝借しました図でも分かりますように、小寒→大寒→立春 という具合に
季節が変化して行くのですね。
二十四節気
(ウイキペディアより転写しました。)
で、この期間を寒中といい、小寒で “寒の入り” になり、季節のあいさつなどでは “寒中お見舞い・・”
となるのですね。
大寒はこの期間の真ん中にあたり、一年の最も寒い季節ということなんですが、実際には、もう少し後、
1月下旬から2月初めあたりが例年最も気温が低いのですね。
今年は、例年よりも寒さが厳しいようで、各地で降雪が激しいようです。また、先日には、旭川近辺で、
氷点下30.5℃を記録したとか・・。
大寒の定義は、ウイキペディアに、 “現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のときで1月20日ごろ。
暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。 恒気法では冬至から1/12年(約30.44日)後で
1月20日ごろである。” と記述されています。
聞きなれない言葉がありますが、これらについてはまた後日機会があれば説明したいと思います。
先日、成人の日に新成人たちが、水を被って清めをするイベント?が報じられていましたが、武道では
昔からこの頃に寒稽古が行われますね。 また、大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などに入れ
納戸に保管する家庭が多い・・ などとも言われています。
ネットを見ていると、大寒に生んだ “たまご” は、栄養価も高いとかとのふれ込みで、“寒たまご” として、通販広告などがありました。
大寒の期間の七十二候は以下の通りとなっています。
初候
款冬華(ふきのはな さく) 蕗:の薹(ふきのとう)が蕾を出す(日本)
鶏始乳(にわとり はじめて にゅうす) :鶏 が卵を産み始める(中国)
次候
水沢腹堅(さわみず こおりつめる) : 沢に氷が厚く張りつめる(日本)
鷙鳥疾(しちょう れいしつす) :鷲・鷹 などが空高く速く飛び始める(中国)
末候
鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく) :鶏 が卵を産み始める(日本)
水沢腹堅(すいたく あつく かたし) : 沢に氷が厚く張りつめる(中国)
センター試験は、無事に終わったようですね。新聞紙面に細かな文字で問題が出ていましたが、皆さん大変なんですね。
そういえば、ベランダのアジサイには、枯れた枝から新しい緑の芽が出ているのに気が付きました。 盆栽仕立ての、白梅には、今年に入って早や花が咲いています。
ベランダの白梅
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