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2012.10 F1日本GP2012 可夢偉選手の活躍に感動!

2012-10-09 23:31:46 | クルマの部屋

 10月6日の予選、7日の決勝と、2日間にわたって鈴鹿サーキットにF1観戦に行ってきDscf1723_2 ました。2日とも感動の連続で、今年も行ってよかったとつくづく思える2日間でした。
 サーキットに着いてまず驚いたのは、ロータスのTシャツを着た人の多いこと。どうやら、 ライコネン人気が盛り上がってきているようです。昨年あたりからレッドブルTシャツも増えています。やっぱりF1は速くなくっちゃという感じです。一番多いのはもちろんザウバーの可夢偉Tシャツ。そして、もともと多かったのがフェラーリで、ロータス、レッドブル、ザウバー可夢偉、フェラーリの4種類でほぼ9割を占めているよDscf1737 うに見えました。その中でも、今年はロータスTシャツが特に目立っていました。ここで忘れてはいけないのが、常に上位争いをしているマクラーレンDscf1741 と、皇帝シューマッハーを擁するメルセデスAMGです。速くて、かっこよくて、いいドライバーを擁しているわりには人気はイマイチです。「メルセデス」というだけで、生意気な感じがしてしまうのでしょうか。どうやら、マクラーレンとメルセデスAMGのメルセデス勢を応援している僕は少数派のようです。それでも、僕は日本人。しっかりと可夢偉Tシャツを着て鈴鹿入りしました。ただし、キャップはA・セナ、中嶋悟コンビ時代のキャメル・ロータスの黄色いキャップ。たぶん、目立っていたと思います。決勝日10万人のファンで誰一人同じ帽子を被っていた人には出会いDscf1730 ませんでした。超レアものなのです。
 さて、第一の感動は予選でした。Q1の終了時、なんと小林可夢偉がトップタイムでした。ただ、ラストアタックでレッドブルがいいタイムを出したため、2位で終わりました。なみいる強豪の中での2位にびっくりするやら感動するやら。それでも、Q1ではトップチームは本気モードにはなっていなかったかもしれません。
 そして、Q2を終えていよいよ上位10台によるQ3。スターティング・ポジションが決まるのDscf1731 ですから、10台10人すべて本気の本気でタイムアタックします。その中でも、可夢偉は4位のタイムで予選を終え、前にいるのはチャンピオンチームの2人(ベッテルとウェーバー)とマクラーレンのJ・バトンの3人だけ。しかも、バトンはギアボックス交換のため5グリッド降格が決まっていましたから、なんと決勝は3番グリッドからです。非力なザウバーにもかかわらず、スターティングポジションは、可夢偉の前はレッドブルだけ。こんなすごいことはありません。心の高まりを感じながら名古屋のホテルに戻りました。
 しかし、可夢偉の3番グリッド・スタートには、僕の中ではなんとなく不安がよぎっていました。可夢偉の周りは、みんな可夢偉のザウバーよりも速いマシンばかりなのです。フェラーDscf1739 リにマクラーレン、ロータス・・・。僕のイヤな予感は、スタートと同時に周りの速いクルマの中に飲み込まれ、序盤で5~7位辺りに落ち、10数周目あたりで1回目のピットインが終わった時には、なぜか10位くらいになってしまうのではないかという不安です。なんと言っても、可夢偉のマシンはマクラーレンでもフェラーリでもなく、ザウバーなのですから。
 そして、決勝レースのスタート。予選2位のウェーバーがスタートをミスったところへ、可夢偉のロケット・スタートがバッチリと決まり、ベッテルのすぐ後ろで1コーナーに入っていきました。しかも、その後も後続のマシンを引き離し、序盤は2位をキープしつづけるという快挙。Dscf1749 それだけでもすごいことですが、ピットインのタイミングでフェラーリのマッサには先行を許したものの、中盤から終盤にかけても3位のポジションをキープしたまま、まったく隙の無い、そしてミスのない走りで周回を重ねていきました。
 ラスト10周あたりから、4位のバトンがじわっじわっと差を縮めてきました。どうやら、最後のタイヤ交換は可夢偉の方が先で、バトンの方が新しい状態で走っていたのです。バトンは元年間チャンピオン、マシンはマクラーレン、タイヤはバトンの方が新しいということで、ドライバーの実績も、マシンの性能も、タイヤも、どれをとっても可Dscf1753 夢偉の方が劣っています。最後の10周は、観ていて「手に汗握る」とはこういうことかと思うような観戦になりました。それでも可夢偉はザウバーのマシンの最高の能力を引き出し、頑張りつづけていました。そして、ファイナル・ラップ。わずか1秒足らずの差で、可夢偉が逃げ切り、見事3位入賞です。スタンド全体に大きな手拍子で可夢偉コールが響き渡りました。
 いつの間にか、僕がマクラーレンとメルセデスAMGのメルセデス勢を応援していたことなDscf1758 ど忘れていました。可夢偉の活躍を目の当たりにして、本当に、本当に、感動に酔いしれて帰ってきました。
 実は、引退を表明したシューマッハの鈴鹿ラストランにも心が揺れました。皇帝と言われるほどの強さを誇ったシューマッハの鈴鹿での最後の走りをDscf1738 観られたのも心に残っています。10数位あたりを走るシューマッハにも、僕の周りの多くのファンが拍手を送っていました。90年代から00年代にかけて一世を風靡したミハエル・シューマッハは、いつまでも僕の心に残るドライバーになると思います。アイルトン・セナのように。
 久しぶりに、展示されているスーパーアグリのマシンを観ました。黄色のDscf1727 キャメル・ロータスや赤と白のマルボロ・マクラーレンなど、懐かしいマシンたちにも出会いました。
 やっぱり、F1GPはスーパースペシャルなレースです。残る5戦も、スカDscf1729 パー観戦で楽しみます。

コメント (8)
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