8年12万kmのVOXYの次のクルマがはるばる長野からやってきました。人生初の4ナンバー車のシュピーレンです。ベースはトヨタ・ライトエースバンGL4WD。それを長野のフロット・モビールでキャンピング・カーに架装し、昨日23日に納車されました。
外から眺めて目につくのが、やはりオレンジ・メタリックのボディカラー。トヨタ86専用色のオレンジをまとったボディは、前後のScion(サイオン)エンブレムとリア・パネルとうまくマッチングし、さらにローダウン・サスでタイヤハウスの隙間が狭くなり、商用車らしさはかなり消されていて、むしろおしゃれな雰囲気さえ感じられました。ぱっと見、インドネシアのダイハツの工場で安く作ったトヨタライトエースバンには見えないのではないかと思えるほどの外観になっているように思いました。
運転席周りはウッド調のパネルで高級感を出したつもりですが、どうしても商用車らしさから抜け出すことはできません。それでも、納得できる程度の運転席周りにはなったように思いました。
荷室部分は、僕たち夫婦の居住空間です。天井のLEDライトは減光調節自由自在の優れもの。小型のシンクに小型のテレビ、小型のつり棚に小型の収納家具、そして小型のテーブル。コンパクトサイズのクルマなので、すべて小型です。それでも、テーブルを囲んで「コ」の字型に座って食事をしたりくつろいだり、そして大人2人が寝るのに十分な広さのベッドでごろごろしたり、狭いながらも楽しい空間になっています。走行充電式のサブ・バッテリーを搭載し、エンジンを切っても作動するFFヒーター(ファンヒーター)やオーディオ類も装備し、寒い冬でも眠くなったらどこでも眠ることができます。また、火気を使っても大丈夫なように換気扇をつけたり、夏対策として網戸をつけたり、さらに、父が車椅子生活をしているので、家族ドライブ用に車椅子のまま乗ることができるスロープと固定フックも装備しました。製造元の長野のフロット・モビールの社長さんにはずいぶん無理な注文もお願いしましたが、人気のハイエースより60cmも短い限られた空間を効率的に活用し、おしゃれな部屋に仕上げてくださいました。
午後から、スペア・キーの注文にネッツ店に行ったり、入院している父の病院に行ったりしましたが、とにかく機動性抜群のキャンカーでした。ベース車のライトエースバンはそれなりの大きさには見えますが、実寸法ではヴィッツより3cmも狭く、わずか5cm長いだけの超コンパクト・サイズです。高さも2m以下なので地下駐にも止められます。
走りは、リッターバイクから250ccバイクに乗り換えたくらいVOXYとの差があります。そもそも1.5Lの4ナンバーのバンにパワフルな走りを求めてはいないので、普通に走れればそれで十分です。僕が乗っていたバイクが110馬力でしたが、ライトエースは100馬力にも満たないローパワー(97馬力)ですから仕方がありません。乗り心地もバン用のサスから乗用車セッティングのローダウン・サスの換えましたが、ゴツゴツ感はかなりあります。タイヤも165R13から195/65-15にインチアップしました。その結果かどうかは分かりませんが、空荷時のとび跳ねるような感覚はまったくありません。サスペンションと65タイヤへの変更は正解だったと思います。今日の出勤で高速道路を走りましたが、高速安定性についてはとても安心感がありました。ちなみに、時速80kmから100kmへの加速は大変でした。登坂車線のある所では大変どころか加速さえせず、アクセルを踏み込んでも速度はほとんど変わりません。インターでの侵入や追い越し車線への進路変更には気を遣います。しかし、実際に高速道路を走ってみて、そんなものだと思えばどうってことはありませんでした。それでも、いつもの家から職場の大学までの距離がやたら長く感じました。
昨日の話に戻ります。
晩ご飯の後のコーヒーは、Cafe「シュピーレン」。エンジンを切ってもサブ・バッテリーで作動するFFヒーターの効き目は抜群で、ダイヤルを「弱」の位置で使用しても室内はぬくぬくです。換気扇を回してコールマンの瞬間湯沸かし器でお湯を沸かし、テレビを見ながらのんびりとコーヒーを飲みました。その後ベッドで横になると知しらず知らずのうちにうつらうつら。なんて気持ちのいいこと。食後のコーヒーがすっかりキャンカー・ドライブの予行練習になりました。
今度の土日は琵琶湖方面に出かけることにしました。キャンカー車中泊デビューです。長浜辺りのRV協会(JRVA)指定の温泉の駐車場か、それとも湖畔の道の駅か、気が向いた所が「ホテル・シュピーレン」です。VOXYもいいクルマでしたが、シュピーレンと出会って夢が広がったような気がしています。
外から眺めて目につくのが、やはりオレンジ・メタリックのボディカラー。トヨタ86専用色のオレンジをまとったボディは、前後のScion(サイオン)エンブレムとリア・パネルとうまくマッチングし、さらにローダウン・サスでタイヤハウスの隙間が狭くなり、商用車らしさはかなり消されていて、むしろおしゃれな雰囲気さえ感じられました。ぱっと見、インドネシアのダイハツの工場で安く作ったトヨタライトエースバンには見えないのではないかと思えるほどの外観になっているように思いました。
運転席周りはウッド調のパネルで高級感を出したつもりですが、どうしても商用車らしさから抜け出すことはできません。それでも、納得できる程度の運転席周りにはなったように思いました。
荷室部分は、僕たち夫婦の居住空間です。天井のLEDライトは減光調節自由自在の優れもの。小型のシンクに小型のテレビ、小型のつり棚に小型の収納家具、そして小型のテーブル。コンパクトサイズのクルマなので、すべて小型です。それでも、テーブルを囲んで「コ」の字型に座って食事をしたりくつろいだり、そして大人2人が寝るのに十分な広さのベッドでごろごろしたり、狭いながらも楽しい空間になっています。走行充電式のサブ・バッテリーを搭載し、エンジンを切っても作動するFFヒーター(ファンヒーター)やオーディオ類も装備し、寒い冬でも眠くなったらどこでも眠ることができます。また、火気を使っても大丈夫なように換気扇をつけたり、夏対策として網戸をつけたり、さらに、父が車椅子生活をしているので、家族ドライブ用に車椅子のまま乗ることができるスロープと固定フックも装備しました。製造元の長野のフロット・モビールの社長さんにはずいぶん無理な注文もお願いしましたが、人気のハイエースより60cmも短い限られた空間を効率的に活用し、おしゃれな部屋に仕上げてくださいました。
午後から、スペア・キーの注文にネッツ店に行ったり、入院している父の病院に行ったりしましたが、とにかく機動性抜群のキャンカーでした。ベース車のライトエースバンはそれなりの大きさには見えますが、実寸法ではヴィッツより3cmも狭く、わずか5cm長いだけの超コンパクト・サイズです。高さも2m以下なので地下駐にも止められます。
走りは、リッターバイクから250ccバイクに乗り換えたくらいVOXYとの差があります。そもそも1.5Lの4ナンバーのバンにパワフルな走りを求めてはいないので、普通に走れればそれで十分です。僕が乗っていたバイクが110馬力でしたが、ライトエースは100馬力にも満たないローパワー(97馬力)ですから仕方がありません。乗り心地もバン用のサスから乗用車セッティングのローダウン・サスの換えましたが、ゴツゴツ感はかなりあります。タイヤも165R13から195/65-15にインチアップしました。その結果かどうかは分かりませんが、空荷時のとび跳ねるような感覚はまったくありません。サスペンションと65タイヤへの変更は正解だったと思います。今日の出勤で高速道路を走りましたが、高速安定性についてはとても安心感がありました。ちなみに、時速80kmから100kmへの加速は大変でした。登坂車線のある所では大変どころか加速さえせず、アクセルを踏み込んでも速度はほとんど変わりません。インターでの侵入や追い越し車線への進路変更には気を遣います。しかし、実際に高速道路を走ってみて、そんなものだと思えばどうってことはありませんでした。それでも、いつもの家から職場の大学までの距離がやたら長く感じました。
昨日の話に戻ります。
晩ご飯の後のコーヒーは、Cafe「シュピーレン」。エンジンを切ってもサブ・バッテリーで作動するFFヒーターの効き目は抜群で、ダイヤルを「弱」の位置で使用しても室内はぬくぬくです。換気扇を回してコールマンの瞬間湯沸かし器でお湯を沸かし、テレビを見ながらのんびりとコーヒーを飲みました。その後ベッドで横になると知しらず知らずのうちにうつらうつら。なんて気持ちのいいこと。食後のコーヒーがすっかりキャンカー・ドライブの予行練習になりました。
今度の土日は琵琶湖方面に出かけることにしました。キャンカー車中泊デビューです。長浜辺りのRV協会(JRVA)指定の温泉の駐車場か、それとも湖畔の道の駅か、気が向いた所が「ホテル・シュピーレン」です。VOXYもいいクルマでしたが、シュピーレンと出会って夢が広がったような気がしています。