先週の日曜日は今シーズン初めてサッカーを観戦しました。昨年度J2に降格した名古屋グランパスと昨年度J3に降格しそうになったFC岐阜との試合でした。
なぜか前評判はよくて、チケットの売れ行きから、どうやら超満員になりそうでした。ところが、午前中はお寺さんで春のお参りがあり、会場の豊田スタジアムに早めに行くことができません。お参りが終わってスーパーカブ号で大急ぎでスタジアムに行っても、きっとアウェー側のホームスタンドか4階席での観戦になってしまうんだろうなあと思いました。
さて、昨シーズン末、クラブは永井、小川、矢野、川又、そして闘莉王に、闘莉王を呼び戻して立て直しを図った監督までも、主力選手や功労者を大量にクビにしました。それに対し、グランパス関連のブログ等には、クラブに対する、上層部に対する、親会社に対する批判的意見が雨あられ。実は、僕はこうした批判を批判的に見ていました。
グランパスをJ2に降格させたプロ選手ですから、悪く言えば「オマエら全員クビ~!」、「このメンバーではJ2クラスだろがっ!」、上層部にそう思われても仕方がないのです。小川も矢野も永井も僕の好きな選手でした。だから、彼らが離れていってしまったのはとてもつらいという思いはもちろんありました。と同時に、上層部のはっきりとした決断力に驚いたのも事実です。それに、親会社のトヨタは子会社化した会社を必ず成功させています。ダイハツも日野も軽のトップ、大型車のトップ企業になっています。名古屋グランパスも昨年トヨタの子会社になりました。自動車造りとクラブ運営は違いますが、僕はトヨタを信じていました。
そして迎えた前節開幕戦。メンバーを見ると、これがJ2かと思えるほどの強力なメンバーになっていました。佐藤寿、小林裕、玉田、八反田など、とても強力な布陣です。期待通り、前節第1戦は勝ちました。
日曜日、午前中はお寺さんでお参り。なんのお参りか知らずにでかけました。どうでもいいことですが、法然聖人の命日のお参りでした。とりあえず、心静かにお祈りをして、その足でスーパーカブC70号に妻と2ケツで乗って豊田スタジアムへ急ぎました。
試合1時間前、思ったより混んでなくて、お気に入りのホーム側3Fのサポーター席に陣取ることができました。
試合30分前くらいになると、岐阜のサポーターも盛り上がってきました。もちろん、名古屋も。
14時過ぎ、いよいよキックオフ。あれっ、パス・サッカーを目指してきたはずのグランパスより、岐阜の方がパス回しがうまい。岐阜はマイボールにするとすぐに上がってきてグランパスのDF陣を苦しめてきます。グランパスはマイボールにしてもなかなか上がっていくことができません。マズイ展開です。試合のほとんどがグランパス側のコートでボールが動いていました。昨シーズンは控え選手だった杉森、宮原、新加入の櫛引の動きがすごくよくて、なんとかゴールを守っていましたが、危ないシーンもありました。最高齢の玉田が前へ後ろへとひっきりなしに走っているのも印象的でした。結局、岐阜のペースのまま0対0で前半が終了しました。
後半も、しばらくは岐阜のペースで試合が進んでいました。こんなはずではなかったと思いながらも、なんとか粘って無得点に抑えているので、そのうちチャンスがやってくるだろうと思いながら応援していました。しかし、とうとう得点を許してしまいました。
1点を追う試合展開になったところでシモビッチ投入。これがばっちり決まり、後半30分くらいからはグランパスの猛攻が始まりました。そして後半45分、ついに新加入の内田のヘッドが決まり同点に追いつきました。アディショナルタイムは5分。ひょっとしたらという思いで応援しましたが、残念ながら1対1のドロー。それでも、最後の15分+アディショナルタイム5分は痛快でした。グランパス・ファンにとって後半の後半だけは実におもしろい試合になっていました。
考えようによっては「負けなくてよかった・・・」ということになりますが、そういうレベルではマズイと思う・・・んだよなあ。
1年でJ1に戻れるか、ちょっと不安な試合でした。
ただ、FC岐阜も好きなんだよね、僕。勤務する大学が岐阜だから。
なぜか前評判はよくて、チケットの売れ行きから、どうやら超満員になりそうでした。ところが、午前中はお寺さんで春のお参りがあり、会場の豊田スタジアムに早めに行くことができません。お参りが終わってスーパーカブ号で大急ぎでスタジアムに行っても、きっとアウェー側のホームスタンドか4階席での観戦になってしまうんだろうなあと思いました。
さて、昨シーズン末、クラブは永井、小川、矢野、川又、そして闘莉王に、闘莉王を呼び戻して立て直しを図った監督までも、主力選手や功労者を大量にクビにしました。それに対し、グランパス関連のブログ等には、クラブに対する、上層部に対する、親会社に対する批判的意見が雨あられ。実は、僕はこうした批判を批判的に見ていました。
グランパスをJ2に降格させたプロ選手ですから、悪く言えば「オマエら全員クビ~!」、「このメンバーではJ2クラスだろがっ!」、上層部にそう思われても仕方がないのです。小川も矢野も永井も僕の好きな選手でした。だから、彼らが離れていってしまったのはとてもつらいという思いはもちろんありました。と同時に、上層部のはっきりとした決断力に驚いたのも事実です。それに、親会社のトヨタは子会社化した会社を必ず成功させています。ダイハツも日野も軽のトップ、大型車のトップ企業になっています。名古屋グランパスも昨年トヨタの子会社になりました。自動車造りとクラブ運営は違いますが、僕はトヨタを信じていました。
そして迎えた前節開幕戦。メンバーを見ると、これがJ2かと思えるほどの強力なメンバーになっていました。佐藤寿、小林裕、玉田、八反田など、とても強力な布陣です。期待通り、前節第1戦は勝ちました。
日曜日、午前中はお寺さんでお参り。なんのお参りか知らずにでかけました。どうでもいいことですが、法然聖人の命日のお参りでした。とりあえず、心静かにお祈りをして、その足でスーパーカブC70号に妻と2ケツで乗って豊田スタジアムへ急ぎました。
試合1時間前、思ったより混んでなくて、お気に入りのホーム側3Fのサポーター席に陣取ることができました。
試合30分前くらいになると、岐阜のサポーターも盛り上がってきました。もちろん、名古屋も。
14時過ぎ、いよいよキックオフ。あれっ、パス・サッカーを目指してきたはずのグランパスより、岐阜の方がパス回しがうまい。岐阜はマイボールにするとすぐに上がってきてグランパスのDF陣を苦しめてきます。グランパスはマイボールにしてもなかなか上がっていくことができません。マズイ展開です。試合のほとんどがグランパス側のコートでボールが動いていました。昨シーズンは控え選手だった杉森、宮原、新加入の櫛引の動きがすごくよくて、なんとかゴールを守っていましたが、危ないシーンもありました。最高齢の玉田が前へ後ろへとひっきりなしに走っているのも印象的でした。結局、岐阜のペースのまま0対0で前半が終了しました。
後半も、しばらくは岐阜のペースで試合が進んでいました。こんなはずではなかったと思いながらも、なんとか粘って無得点に抑えているので、そのうちチャンスがやってくるだろうと思いながら応援していました。しかし、とうとう得点を許してしまいました。
1点を追う試合展開になったところでシモビッチ投入。これがばっちり決まり、後半30分くらいからはグランパスの猛攻が始まりました。そして後半45分、ついに新加入の内田のヘッドが決まり同点に追いつきました。アディショナルタイムは5分。ひょっとしたらという思いで応援しましたが、残念ながら1対1のドロー。それでも、最後の15分+アディショナルタイム5分は痛快でした。グランパス・ファンにとって後半の後半だけは実におもしろい試合になっていました。
考えようによっては「負けなくてよかった・・・」ということになりますが、そういうレベルではマズイと思う・・・んだよなあ。
1年でJ1に戻れるか、ちょっと不安な試合でした。
ただ、FC岐阜も好きなんだよね、僕。勤務する大学が岐阜だから。