日本一勾配の急な駅が明知鉄道(岐阜県恵那市)にあることを知り、バイクで行ってみたくなり、先週の土曜日に行ってきました。
被るヘルメットは、8年間僕の安全を守り続けてくれたX11です。X11に感謝の気持ちを込めてのラストラン。そして、Tシャツは雑誌アウトライダーのニューモデルを下ろしました。
天気予報で暑い日になることは知っていましたが、まだ5月です。長袖Tシャツにアウトライダーの半袖Tシャツ、そして春夏バージョンのブルゾンで家を出ようとしました。ところが、ETCカードを入れたりリアシートバッグを取り付けたり、準備をしているだけで汗が出ます。出発前にブルゾンのインナーを取り外してメッシュの夏バージョンにしました。
多くのクルマで込み合う豊田市街をパスするため、豊田松平インターから豊田藤岡インターまでの2区間を東海環状道でワープ。小原のコンビニでお昼のパンとコーヒーを買い、山岡のでっかい水車のある道の駅のベンチで食べました。友達のT君に「走ってるよ~」のメールを送ると、「今からそっちに行くよ」の電話がありました。どこかで出会えるかもしれません。
お昼を食べ終わり、県道33~R363で明知、岩村を抜け、目的地の明知鉄道飯沼駅に向かいました。途中で入った県道407は初めて走る道。わくわく感が高まってくるのが分かります。
飯沼駅を見つけました。駅舎の前がダートの坂道。Ninja650に買い換える前のZRX1200ダエグに乗ってたら躊躇するところですが、そこは軽量の中型バイク。650と言っても400とスペックは同じですから平気で入っていくことができました。
プラットホームに上がると、線路は確かにかなりの急勾配です。非力な列車だったら、一旦停まると発車できなくなりそう。案外身近な所に「日本一」があるものだなあと感心してしまいました。スマホで調べてみると、「日本二」も明智鉄道の駅ということだったので、次回のプチツーリングの目的地になりそうです。
しばらく誰もいないローカル駅をうろうろした後、T君に「飯沼駅にいるよ。次は極楽駅に行くよ」のメールをしました。ツーリング・マップルでコースを調べ、県道406を走ってR247に出ることにしました。
ところが、どこが県道なのかよく分かりません。狭い道で向きを変えたりして、結局どこをどう走ったかよく分からないまま、阿木ダムに出ました。阿木ダムのほとりを走る道がR247です。ほっとしました。それにしても、よく分からないまま知らない道を走るのは、なぜかものすごくおもしろいことだと思いました。たぶん、ソロで走っていたからだと思います。道を間違えようと、どこに出ようと、自分でなんとかすればいいだけのこと。
美しい景色の阿木ダムを横目に見て、R247を南に向かいました。
極楽駅は市街地にありました。大型スーパー「バロー」のすぐ近くです。ところが、駅舎も駅前のロータリーっぽい空き地もありません。名前がおもしろいからというだけの理由で「極楽駅に行ってみよう」と選んだ駅です。そこはただプラットホームがあるだけでした。小さな駅の割にとても大きな看板と「極楽駅」の力強い文字。そのアンバランスさが笑えました。
T君と連絡を取ると、山岡駅にいるとのことでした。中間地点に近い岩村駅で落ち合うことにしました。
岩村駅に着くと、T君がクロスカブで来ていました。てっきりCB400SFで来てるものと思っていたのでちょっとびっくり。
ここで、ついに暑さに負けて、誰もいない駅舎の隅で上半身素っ裸になって長袖Tシャツを脱ぎました。ぶよぶよのお腹を誰にも見られないように。
T君と相談して、R247で稲武に抜けることにしました。
T君のクロスカブの速いこと速いこと。彼のペースは、僕が650でソロで走っているよりずっと速く、僕にとってはいつもよりずっとハイペースで稲武まで走りました。途中の気温表示は31℃。熱いはずです。真夏の気温です。恥ずかしいなあと思いながら長袖Tシャツをぬいだのは大正解でした。
稲武からは走り慣れたR153です。伊勢神峠でひと休みして、勘八のコンビニでT君と別れました。
彼とまたちょっと遠出したいと思いました。
170kmほどのプチツーリングでしたが、なかなかおもしろいツーリングになりました。
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被るヘルメットは、8年間僕の安全を守り続けてくれたX11です。X11に感謝の気持ちを込めてのラストラン。そして、Tシャツは雑誌アウトライダーのニューモデルを下ろしました。
天気予報で暑い日になることは知っていましたが、まだ5月です。長袖Tシャツにアウトライダーの半袖Tシャツ、そして春夏バージョンのブルゾンで家を出ようとしました。ところが、ETCカードを入れたりリアシートバッグを取り付けたり、準備をしているだけで汗が出ます。出発前にブルゾンのインナーを取り外してメッシュの夏バージョンにしました。
多くのクルマで込み合う豊田市街をパスするため、豊田松平インターから豊田藤岡インターまでの2区間を東海環状道でワープ。小原のコンビニでお昼のパンとコーヒーを買い、山岡のでっかい水車のある道の駅のベンチで食べました。友達のT君に「走ってるよ~」のメールを送ると、「今からそっちに行くよ」の電話がありました。どこかで出会えるかもしれません。
お昼を食べ終わり、県道33~R363で明知、岩村を抜け、目的地の明知鉄道飯沼駅に向かいました。途中で入った県道407は初めて走る道。わくわく感が高まってくるのが分かります。
飯沼駅を見つけました。駅舎の前がダートの坂道。Ninja650に買い換える前のZRX1200ダエグに乗ってたら躊躇するところですが、そこは軽量の中型バイク。650と言っても400とスペックは同じですから平気で入っていくことができました。
プラットホームに上がると、線路は確かにかなりの急勾配です。非力な列車だったら、一旦停まると発車できなくなりそう。案外身近な所に「日本一」があるものだなあと感心してしまいました。スマホで調べてみると、「日本二」も明智鉄道の駅ということだったので、次回のプチツーリングの目的地になりそうです。
しばらく誰もいないローカル駅をうろうろした後、T君に「飯沼駅にいるよ。次は極楽駅に行くよ」のメールをしました。ツーリング・マップルでコースを調べ、県道406を走ってR247に出ることにしました。
ところが、どこが県道なのかよく分かりません。狭い道で向きを変えたりして、結局どこをどう走ったかよく分からないまま、阿木ダムに出ました。阿木ダムのほとりを走る道がR247です。ほっとしました。それにしても、よく分からないまま知らない道を走るのは、なぜかものすごくおもしろいことだと思いました。たぶん、ソロで走っていたからだと思います。道を間違えようと、どこに出ようと、自分でなんとかすればいいだけのこと。
美しい景色の阿木ダムを横目に見て、R247を南に向かいました。
極楽駅は市街地にありました。大型スーパー「バロー」のすぐ近くです。ところが、駅舎も駅前のロータリーっぽい空き地もありません。名前がおもしろいからというだけの理由で「極楽駅に行ってみよう」と選んだ駅です。そこはただプラットホームがあるだけでした。小さな駅の割にとても大きな看板と「極楽駅」の力強い文字。そのアンバランスさが笑えました。
T君と連絡を取ると、山岡駅にいるとのことでした。中間地点に近い岩村駅で落ち合うことにしました。
岩村駅に着くと、T君がクロスカブで来ていました。てっきりCB400SFで来てるものと思っていたのでちょっとびっくり。
ここで、ついに暑さに負けて、誰もいない駅舎の隅で上半身素っ裸になって長袖Tシャツを脱ぎました。ぶよぶよのお腹を誰にも見られないように。
T君と相談して、R247で稲武に抜けることにしました。
T君のクロスカブの速いこと速いこと。彼のペースは、僕が650でソロで走っているよりずっと速く、僕にとってはいつもよりずっとハイペースで稲武まで走りました。途中の気温表示は31℃。熱いはずです。真夏の気温です。恥ずかしいなあと思いながら長袖Tシャツをぬいだのは大正解でした。
稲武からは走り慣れたR153です。伊勢神峠でひと休みして、勘八のコンビニでT君と別れました。
彼とまたちょっと遠出したいと思いました。
170kmほどのプチツーリングでしたが、なかなかおもしろいツーリングになりました。
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