金曜日の出勤のクルマの中で、ラジオから5年ぶりの諏訪湖の御神渡りの話題が耳に入ってきました。超自然現象でめったに見られない氷の道・・・次はいつ見られるか分からない氷の道・・・「見てみたい」と思いました。
<2月16日>
7時過ぎに仕事から帰り、晩ごはんを食べながら妻にその話をしました。そして、見に行くことに決定。1週間の仕事疲れと、職場から約100kmの距離を走り終えた疲れで少々ヘロヘロ気味にはなっていましたが、超自然現象を見てみたい気持ちの方が強く、8時半くらいに小型キャンカーのシュピーレンに乗って家を出ました。
東海環状道~中央道を走り、途中の駒ヶ岳SAで朝食のパンを調達し、11時少し前に諏訪湖畔の赤砂碕公園駐車場に到着しました。でも、湖を見ても凍っているようには見えませんでした。駐車場には車中泊らしいクルマが1台もいません。とけちゃった?
下諏訪町のHPを見ると朝7時の御神渡りのきれいな写真が載っていました。暗くてよく見えなかっただけ?
朝になれば分かります。
FFヒーター(クルマ用ファンヒーター)でぬくぬくのホテル「シュピーレン」。ベッドルームになった室内は快適です。翌朝を楽しみにして気持ちよく寝ちゃいました。
<2月17日>
すご過ぎる~。
朝起きて湖畔に向かって歩いていて目に飛び込んできたのが諏訪湖の向こうに見える富士山、そして湖面の氷上に見える一筋の線。いきなり諏訪湖の御神渡りに大感動でした。
日の出前の御神渡り。遠く富士山が見え、徐々に明るくなる様は神々しくも感じられました。伝説では諏訪大社に向かう神様が歩いた道とか・・・。本当にそう思えるような神秘的な光景。
諏訪湖の御神渡りは5年ぶりとのことで、めったに見られるものではありません。様々な条件が重なって初めてできる自然現象です。国内では北海道の塘路湖と屈斜路湖とここ長野の諏訪湖だけとか。
御神渡りができるには・・・
まず、日本地図でも湖と分かるくらいの広い湖でなければなりません。最低気温が-10℃前後の日が10日くらい続くとほぼ湖が全面凍結するそうです。北海道ではこの条件は楽にクリアできそうですが、諏訪地方では10日連続となるとめったにないようです。そして、全面凍結したところで急激な気温の低下がなければなりません。物質は温めれば体積が増すし、冷やせば縮みます。広~い湖です。氷が縮んだことで亀裂ができます。これが御神渡りの基になります。亀裂による隙間もすぐに凍ってしまいます。そこで気温が高くならなければなりません。すると膨張によって亀裂が塞がります。その時に隙間の氷が盛り上がり、氷の道ができます。これが御神渡りです。だから、何年に一度というような規則性がないのです。
チェックしておいた絶景ポイントに行くと、朝早くからアマチュアカメラマンが湖岸に沿ってカメラを構えていました。
おおお~
目の前に、本当に手の届くところに御神渡り。近くで見ると、氷でかい!
思わず、近くの氷と遠くの富士山をパチリ。
しばらくして日が昇ってきました。湖の周りの木々が少しずつ少しずつオレンジ色に染まってきました。朝日に照らされた御神渡り。美しすぎます。しっかり目に焼き付けておきました。
シュピーレンを公園の駐車場から湖岸の駐車場に移動させました。いつでもどこでもレストランになるシュピーレンはとても便利で、しかも楽しい!
せっかくですから、御神渡りを眺めながらの朝食にしました。パンとスープがこの日のメニューです。車内でお湯を沸かします。パンもおいしいし、温かいスープもおいしい。冬期五輪の羽生選手の素晴らしい滑りのニュースを観ながら食後のコーヒー・・・。外を見ればちらつく雪と美しい諏訪湖に光る一筋の神の道。
もう一度外に出て、御神渡りを見てみました。すると、だんだん雪が激しくなってきました。温泉でも入ってのんびりして・・・と思っていましたが、
信州の雪はヤバイ
帰りの中央道が心配になったので、速攻で帰ってきました。
あまりの神秘さに、今なお感動が冷めません。
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<2月16日>
7時過ぎに仕事から帰り、晩ごはんを食べながら妻にその話をしました。そして、見に行くことに決定。1週間の仕事疲れと、職場から約100kmの距離を走り終えた疲れで少々ヘロヘロ気味にはなっていましたが、超自然現象を見てみたい気持ちの方が強く、8時半くらいに小型キャンカーのシュピーレンに乗って家を出ました。
東海環状道~中央道を走り、途中の駒ヶ岳SAで朝食のパンを調達し、11時少し前に諏訪湖畔の赤砂碕公園駐車場に到着しました。でも、湖を見ても凍っているようには見えませんでした。駐車場には車中泊らしいクルマが1台もいません。とけちゃった?
下諏訪町のHPを見ると朝7時の御神渡りのきれいな写真が載っていました。暗くてよく見えなかっただけ?
朝になれば分かります。
FFヒーター(クルマ用ファンヒーター)でぬくぬくのホテル「シュピーレン」。ベッドルームになった室内は快適です。翌朝を楽しみにして気持ちよく寝ちゃいました。
<2月17日>
すご過ぎる~。
朝起きて湖畔に向かって歩いていて目に飛び込んできたのが諏訪湖の向こうに見える富士山、そして湖面の氷上に見える一筋の線。いきなり諏訪湖の御神渡りに大感動でした。
日の出前の御神渡り。遠く富士山が見え、徐々に明るくなる様は神々しくも感じられました。伝説では諏訪大社に向かう神様が歩いた道とか・・・。本当にそう思えるような神秘的な光景。
諏訪湖の御神渡りは5年ぶりとのことで、めったに見られるものではありません。様々な条件が重なって初めてできる自然現象です。国内では北海道の塘路湖と屈斜路湖とここ長野の諏訪湖だけとか。
御神渡りができるには・・・
まず、日本地図でも湖と分かるくらいの広い湖でなければなりません。最低気温が-10℃前後の日が10日くらい続くとほぼ湖が全面凍結するそうです。北海道ではこの条件は楽にクリアできそうですが、諏訪地方では10日連続となるとめったにないようです。そして、全面凍結したところで急激な気温の低下がなければなりません。物質は温めれば体積が増すし、冷やせば縮みます。広~い湖です。氷が縮んだことで亀裂ができます。これが御神渡りの基になります。亀裂による隙間もすぐに凍ってしまいます。そこで気温が高くならなければなりません。すると膨張によって亀裂が塞がります。その時に隙間の氷が盛り上がり、氷の道ができます。これが御神渡りです。だから、何年に一度というような規則性がないのです。
チェックしておいた絶景ポイントに行くと、朝早くからアマチュアカメラマンが湖岸に沿ってカメラを構えていました。
おおお~
目の前に、本当に手の届くところに御神渡り。近くで見ると、氷でかい!
思わず、近くの氷と遠くの富士山をパチリ。
しばらくして日が昇ってきました。湖の周りの木々が少しずつ少しずつオレンジ色に染まってきました。朝日に照らされた御神渡り。美しすぎます。しっかり目に焼き付けておきました。
シュピーレンを公園の駐車場から湖岸の駐車場に移動させました。いつでもどこでもレストランになるシュピーレンはとても便利で、しかも楽しい!
せっかくですから、御神渡りを眺めながらの朝食にしました。パンとスープがこの日のメニューです。車内でお湯を沸かします。パンもおいしいし、温かいスープもおいしい。冬期五輪の羽生選手の素晴らしい滑りのニュースを観ながら食後のコーヒー・・・。外を見ればちらつく雪と美しい諏訪湖に光る一筋の神の道。
もう一度外に出て、御神渡りを見てみました。すると、だんだん雪が激しくなってきました。温泉でも入ってのんびりして・・・と思っていましたが、
信州の雪はヤバイ
帰りの中央道が心配になったので、速攻で帰ってきました。
あまりの神秘さに、今なお感動が冷めません。
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