乗り物なんでも好きな僕は、突然なぜかトロッコ列車に乗りたくなった。そうだ、バイクで赤沢へ行こう。で、友達のT先生に伝えると、いっしょに行ってくれることになった。
朝9時半、いつもの勘八(豊田)のコンビニで待ち合わせ、T先生のCB400SBと僕のNinja650の2台で赤沢自然休養林を目指した。
トロッコ列車が走る赤沢自然休養林は関脇御嶽海のふるさと長野県上松町の山奥にあり、昔の森林鉄道がトロッコ列車として復元されて実際に列車を走らせている。そこそこ遠いので、中津川までは高速道路でビューン・・・のつもりで東海環状道豊田勘八ICに入ったら「瑞浪~恵那渋滞」の表示が!
すかさず土岐南多治見ICで降り、県道66号で恵那までビューン。この県道66号、民家がなければ北海道~という風景があちらこちらに見られ、いい気持ちで走ることができる道だ。そして、恵那ICで中央道に入り、恵那峡SAで最初で最後の休憩をとった。その後、次の中津川ICで降りてR19を北上した。R19に沿って流れる木曽川の流れが荒々しい。
長野県と言えども紅葉にはまだ早いようだ。ただ、涼しくていい気持ちだったのが、大桑村辺りからだんだん寒いに変わってきた。
上松町に入った時にはすでにお昼を過ぎていた。時間を考えると、とにかく早く赤沢自然休養林に着きたい。寝覚ノ床を過ぎた辺りで標識に従って山道に入った。道はどんどん狭くなっていく。少し心配にはなってきたが、ナビを見てもどうやら道を間違っているようなことはないようだ。白い岩がごろごろした渓流脇の狭い道。クルマではあまり走りたくないような道だ。それにしても、寒い、腹減った、トイレ行きたい、タバコ吸いたい・・・しかし逆に、川の水が超きれいで透き通っているし、ちょっとだけだけど紅葉した木々も見られ、なんと行っても空気うますぎ~と、辛さより心地良さの方がずっと勝っていた。
自然林までの狭い道は、実は森林鉄道の跡だということを後で知った。自然林の先の山林から旧国鉄上松駅まで木材を森林鉄道で運んでいたとのこと。そして、上松駅には昭和40年代まで広大な木材集積場があったそうだ。
森の中を走ること30分。ようやく森林休養林に着いた。150円(二輪車)の協力金=つまり駐車料金を払い、バイクを停めた。すぐさまブルゾンの下にトレーナーを着てトイレに直行、それからトロッコ列車の発車時刻を確認した。15分後と45分後だったので45分後の13時30分発に乗ることにしてお昼ごはん。
信州と言えば蕎麦。二人とも天ぷらそば定食でお腹を満たし、トロッコ列車の駅に向かった。
改札っぽい所で買った切符はヒノキ製だった。ヒノキのいい香りがなんとも言えない。料金は1回(往復)800円だ。
僕たち二人が乗り込むとトロッコ列車はゆっくりと動き始めた。明日からイベントがあるとのことで、列車はお客より乗務員のおじさんたちの方が多い。片道1.1kmほどの間、近くに乗っていた乗務員のおじさんが昔の森林鉄道時代のことをいっぱい話して下さった。上松駅の木材集積場のことも、ここまでの道が森林鉄道のレール跡ということもこのおじさんkら聞いた話だ。終点での停車時間は5分。先頭の機関車を最後尾に移動させる時間だ。
帰りは行きの最後尾が先頭になり、往路と同じようにゆっくりと走る。景色は、所々木々が色づいていて、初秋の森の中。空気、うますぎ。
駅に戻るとすぐに資料館に直行。外からでも古い車両が何台も見えていた。森林鉄道時代の蒸気機関車に小型の機関車、偉い人が視察に来たときに使った豪華な客車に、なんと理容車まで、本物が展示してある。写真資料もたくさんあって、二人とも時間を忘れて夢中になってしまった。
外に出れば清流に吊り橋に自然の林。ベンチでお湯を沸かし、熱いコーヒーを飲むと、冷えた体も温まってきた。
のんびりと自然林を楽しんでいたら、ゲッ、3時近いじゃん。夜の高速は危ないからできれば明るいうちに帰りたいところだが、これではギリギリだよ~。
森の中の狭い道を30分、木曽川沿いのツーリング気分ばつぐんのR19を1時間余り・・・ただひたすら走り続けて中央道中津川ICへ。ただ走っているだけだけど楽しくてたまらない。
恵那峡SAでトイレ休憩を入れて、すぐまたひたすら高速道路を走り、東海環状道せと赤津PAでバイクを停めた。T先生は次の豊田藤岡ICで降りるので、2人で走る最後のPAで反省会(?)。と言っても、また今度どこかへ行こうという話。日も陰ってきたのでここでお別れして本線へ。藤岡ICで大きく手を振って別れたらすぐに周りは真っ暗になってしまった。本当につるべ落としだ。夜の高速もいいが、ミラースモークのシールドでは前が見にくくてたまらない。
豊田松平ICで出てからのR301は交通量も多く、視界の悪さに危険を感じたのでシールドをはねあげて走ることにした。インターから家までは近く、わずか5分余りのこと。家がインターから近くてよかったと思う。
家に着くと、Ninjaの音で妻が出てきて片付けを手伝ってくれた。
T先生と走るのも楽しいけど、次は妻といっしょに走ろう。寒くなる前に。
それにしても、秋の木曽路をバイクで走るのも赤沢のトロッコ列車も本当におもしろかったなあ。
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朝9時半、いつもの勘八(豊田)のコンビニで待ち合わせ、T先生のCB400SBと僕のNinja650の2台で赤沢自然休養林を目指した。
トロッコ列車が走る赤沢自然休養林は関脇御嶽海のふるさと長野県上松町の山奥にあり、昔の森林鉄道がトロッコ列車として復元されて実際に列車を走らせている。そこそこ遠いので、中津川までは高速道路でビューン・・・のつもりで東海環状道豊田勘八ICに入ったら「瑞浪~恵那渋滞」の表示が!
すかさず土岐南多治見ICで降り、県道66号で恵那までビューン。この県道66号、民家がなければ北海道~という風景があちらこちらに見られ、いい気持ちで走ることができる道だ。そして、恵那ICで中央道に入り、恵那峡SAで最初で最後の休憩をとった。その後、次の中津川ICで降りてR19を北上した。R19に沿って流れる木曽川の流れが荒々しい。
長野県と言えども紅葉にはまだ早いようだ。ただ、涼しくていい気持ちだったのが、大桑村辺りからだんだん寒いに変わってきた。
上松町に入った時にはすでにお昼を過ぎていた。時間を考えると、とにかく早く赤沢自然休養林に着きたい。寝覚ノ床を過ぎた辺りで標識に従って山道に入った。道はどんどん狭くなっていく。少し心配にはなってきたが、ナビを見てもどうやら道を間違っているようなことはないようだ。白い岩がごろごろした渓流脇の狭い道。クルマではあまり走りたくないような道だ。それにしても、寒い、腹減った、トイレ行きたい、タバコ吸いたい・・・しかし逆に、川の水が超きれいで透き通っているし、ちょっとだけだけど紅葉した木々も見られ、なんと行っても空気うますぎ~と、辛さより心地良さの方がずっと勝っていた。
自然林までの狭い道は、実は森林鉄道の跡だということを後で知った。自然林の先の山林から旧国鉄上松駅まで木材を森林鉄道で運んでいたとのこと。そして、上松駅には昭和40年代まで広大な木材集積場があったそうだ。
森の中を走ること30分。ようやく森林休養林に着いた。150円(二輪車)の協力金=つまり駐車料金を払い、バイクを停めた。すぐさまブルゾンの下にトレーナーを着てトイレに直行、それからトロッコ列車の発車時刻を確認した。15分後と45分後だったので45分後の13時30分発に乗ることにしてお昼ごはん。
信州と言えば蕎麦。二人とも天ぷらそば定食でお腹を満たし、トロッコ列車の駅に向かった。
改札っぽい所で買った切符はヒノキ製だった。ヒノキのいい香りがなんとも言えない。料金は1回(往復)800円だ。
僕たち二人が乗り込むとトロッコ列車はゆっくりと動き始めた。明日からイベントがあるとのことで、列車はお客より乗務員のおじさんたちの方が多い。片道1.1kmほどの間、近くに乗っていた乗務員のおじさんが昔の森林鉄道時代のことをいっぱい話して下さった。上松駅の木材集積場のことも、ここまでの道が森林鉄道のレール跡ということもこのおじさんkら聞いた話だ。終点での停車時間は5分。先頭の機関車を最後尾に移動させる時間だ。
帰りは行きの最後尾が先頭になり、往路と同じようにゆっくりと走る。景色は、所々木々が色づいていて、初秋の森の中。空気、うますぎ。
駅に戻るとすぐに資料館に直行。外からでも古い車両が何台も見えていた。森林鉄道時代の蒸気機関車に小型の機関車、偉い人が視察に来たときに使った豪華な客車に、なんと理容車まで、本物が展示してある。写真資料もたくさんあって、二人とも時間を忘れて夢中になってしまった。
外に出れば清流に吊り橋に自然の林。ベンチでお湯を沸かし、熱いコーヒーを飲むと、冷えた体も温まってきた。
のんびりと自然林を楽しんでいたら、ゲッ、3時近いじゃん。夜の高速は危ないからできれば明るいうちに帰りたいところだが、これではギリギリだよ~。
森の中の狭い道を30分、木曽川沿いのツーリング気分ばつぐんのR19を1時間余り・・・ただひたすら走り続けて中央道中津川ICへ。ただ走っているだけだけど楽しくてたまらない。
恵那峡SAでトイレ休憩を入れて、すぐまたひたすら高速道路を走り、東海環状道せと赤津PAでバイクを停めた。T先生は次の豊田藤岡ICで降りるので、2人で走る最後のPAで反省会(?)。と言っても、また今度どこかへ行こうという話。日も陰ってきたのでここでお別れして本線へ。藤岡ICで大きく手を振って別れたらすぐに周りは真っ暗になってしまった。本当につるべ落としだ。夜の高速もいいが、ミラースモークのシールドでは前が見にくくてたまらない。
豊田松平ICで出てからのR301は交通量も多く、視界の悪さに危険を感じたのでシールドをはねあげて走ることにした。インターから家までは近く、わずか5分余りのこと。家がインターから近くてよかったと思う。
家に着くと、Ninjaの音で妻が出てきて片付けを手伝ってくれた。
T先生と走るのも楽しいけど、次は妻といっしょに走ろう。寒くなる前に。
それにしても、秋の木曽路をバイクで走るのも赤沢のトロッコ列車も本当におもしろかったなあ。
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