鉄旅、決行です。ただ、当初の予定を縮小してクルマで2時間も走れば着くことのできる滋賀県の信楽高原鉄道に乗って鉄分補給をすることにしました。
決行は先週の金曜日。奥さんも休みが取れたので、二人で信楽界隈を歩くことにしました。今回も、前夜のうちに移動してアサイチ作戦です。
<3月5日:夜>
夜の高速道路って、なんか旅情を感じていいもんだなあ。豊田松平ICから東海環状道、そして伊勢湾岸道を強風にあおられながら鈴鹿SAへ。その後、新名神で、え、え、え~、雪が降ってきた~。
僕のシュピーレンは4WDにスタッドレス。今年はほとんど雪を見ていないので、「もっと降れ~」なんて思って走っていましたが、甲賀土山ICを出る時にはすっかりやんでいました。奥さんは「初雪~」なんて言ってたけど、僕は岐阜勤務なので今日で3度目。今年は本当に少ないなあ。
夜のR1を走り、甲賀温泉「やっぽんぽん」で遅めの晩ごはん。二人とも鍋焼うどんであったまり、つるっつるの気持ちのいい温泉での~んびり。露天風呂に入ろうかなあと思いましたが、外気温は0℃。すっぽんぽんで外に出る勇気はないなあ、ないなあ、ないなあ・・・ある!!。
真冬の気温の中での露天風呂もなかなかいいものでした。
いつものように風呂上がりのフルーツ牛乳を飲んで、この日の宿、道の駅「あいの土山」に向かいました。
まだ10時でした。シュピーレンの中でテレビを観ながら温かいコーヒーを飲んでゆったりまったり。
このところ、休日になると奥さんと二人でウォーキングをしています。翌日の信楽高原鉄道で途中下車をしながらのウォーキングが楽しみでした。
<3月6日>
キャンカー泊2日目の金曜日。
国道1号線沿いの道の駅「あいの土山」での車中泊はさすがに国道を走るトラックの音が気になりました。でも、寝てしまえば音がないのと同じ。外気は0℃でも車内はFFヒーターでポカポカ。うるっせえなあと思っているうちに眠ってしまいました。2時半頃、あっつ~と思って目を覚まし、ヒーターを弱めて次に気づいたのはスマホのピピーピピーというやかましいアラームの音でした。
パンと温かいスープ、そして食後のコーヒーで朝食を済ませ、8時に道の駅を出ました。
向かった先は信楽駅です。甲賀土山ICから信楽ICまでは新名神、そこから信楽駅まではR307で30分ほどで着きました。
駅のすぐ横に信楽高原鉄道利用者用無料駐車場がありました。これは便利です。
信楽駅で、一日フリー乗車券を買い、まずは一気に始発駅の貴生川までわずか23分の旅。信楽高原鉄道はとっても短い路線なのです。
スタートの貴生川駅はJRR草津線、近江鉄道本線、信楽高原鉄道の3路線の駅があるターミナル駅です。一度外に出て、駅の写真だけ撮ってすぐに列車に乗りました。
貴生川駅の次の紫香楽宮跡駅で途中下車です。
10分ほど歩いて紫香楽宮跡に行ってみました。奈良の都の前の3年間だけこの地に都があったとのこと。宮跡には笹藪の中に礎石がたくさん並んでいました。案内板には五重塔なども描かれていましたが、完成することなく奈良への遷都となり、幻の都となってしまったのです。東大寺の大仏も、はじめの予定ではこの地に建立されるはずだったとのこと。すごい所を歩いてるよ、僕たち。
次の下車駅は隣の雲井駅。歩いても行ける距離ですが、僕たちは鉄旅をしているのです。わざわざ紫香楽宮跡駅に戻って、列車に乗りました。
雲井駅は、駅舎より立派なトイレがあるとのこと。確かに、どっちが駅で、どっちがトイレか分からないような駅でした。
歩いて10分足らずの所にある日雲神社に行ってみました。この神社は、境内の中に線路がある珍しい神社です。おもしろかったね、ここも。もちろん、ちゃんとお参りをしました。
雲井駅の次の勅旨駅をパスしてその次の玉桂寺前駅で途中下車。
こわ~い吊り橋を渡って玉桂寺に向かいました。
「もっと速く歩いてよ」
「ムリ、危ない、落ちる。」
「落ちるわけないじゃん。」
なんで平気で歩けるか僕には分からん。
玉桂寺はいかにも荘厳な雰囲気が漂っていました。大きなお不動さんに古くて立派な社殿。ぼけ防止の御朱印をいただいて玉桂寺前駅に戻りました。こわ~い吊り橋は奥さんに先に行って待っててもらいました。
玉桂寺前駅の次は終点の信楽駅です。ちょうど「スカーレット」が始まったところだったので、駅舎で観てから外に出ました。駅前の蕎麦屋でしいたけ蕎麦を食べ、周辺の散策です。駅にあったパンフレットを見て、窯元の多い通りを中心に歩くことにしました。駅前通りはタヌキの焼き物だらけ。信楽のポスターといえばタヌキの焼き物。でも実際は、信楽焼には奥の深いものがあります。
坂道の多い狭い通りに窯元が散在していました。ろくろ坂と呼ばれる坂の上で大きな登り窯を見つけました。すぐ横にカフェとギャラリーがあり、登り窯を見ながら美味しいコーヒーをいただき、ギャラリーでは自然釉によるなんとも言えない色合いのお皿に感動し、なんだか心が惹き付けられたような思いがしました。
信楽駅に戻り、信楽ICから新名神に入り、土山SAで軽食。蕎麦だけではちょっと腹がへって。いっぱい歩いたし。あとはひたすら新名神~伊勢湾岸道~東海環状道を走って豊田松平ICへ。
たくさん歩きました。スマホの歩数計では15000歩を超えていました。10km以上歩いたのかなあ。
信楽高原鉄道沿線の途中下車旅、超満足でした。
鉄旅の部分は概略だけを載せたので、近々、「鉄旅⑭」として詳しく紹介しようと思います。
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決行は先週の金曜日。奥さんも休みが取れたので、二人で信楽界隈を歩くことにしました。今回も、前夜のうちに移動してアサイチ作戦です。
<3月5日:夜>
夜の高速道路って、なんか旅情を感じていいもんだなあ。豊田松平ICから東海環状道、そして伊勢湾岸道を強風にあおられながら鈴鹿SAへ。その後、新名神で、え、え、え~、雪が降ってきた~。
僕のシュピーレンは4WDにスタッドレス。今年はほとんど雪を見ていないので、「もっと降れ~」なんて思って走っていましたが、甲賀土山ICを出る時にはすっかりやんでいました。奥さんは「初雪~」なんて言ってたけど、僕は岐阜勤務なので今日で3度目。今年は本当に少ないなあ。
夜のR1を走り、甲賀温泉「やっぽんぽん」で遅めの晩ごはん。二人とも鍋焼うどんであったまり、つるっつるの気持ちのいい温泉での~んびり。露天風呂に入ろうかなあと思いましたが、外気温は0℃。すっぽんぽんで外に出る勇気はないなあ、ないなあ、ないなあ・・・ある!!。
真冬の気温の中での露天風呂もなかなかいいものでした。
いつものように風呂上がりのフルーツ牛乳を飲んで、この日の宿、道の駅「あいの土山」に向かいました。
まだ10時でした。シュピーレンの中でテレビを観ながら温かいコーヒーを飲んでゆったりまったり。
このところ、休日になると奥さんと二人でウォーキングをしています。翌日の信楽高原鉄道で途中下車をしながらのウォーキングが楽しみでした。
<3月6日>
キャンカー泊2日目の金曜日。
国道1号線沿いの道の駅「あいの土山」での車中泊はさすがに国道を走るトラックの音が気になりました。でも、寝てしまえば音がないのと同じ。外気は0℃でも車内はFFヒーターでポカポカ。うるっせえなあと思っているうちに眠ってしまいました。2時半頃、あっつ~と思って目を覚まし、ヒーターを弱めて次に気づいたのはスマホのピピーピピーというやかましいアラームの音でした。
パンと温かいスープ、そして食後のコーヒーで朝食を済ませ、8時に道の駅を出ました。
向かった先は信楽駅です。甲賀土山ICから信楽ICまでは新名神、そこから信楽駅まではR307で30分ほどで着きました。
駅のすぐ横に信楽高原鉄道利用者用無料駐車場がありました。これは便利です。
信楽駅で、一日フリー乗車券を買い、まずは一気に始発駅の貴生川までわずか23分の旅。信楽高原鉄道はとっても短い路線なのです。
スタートの貴生川駅はJRR草津線、近江鉄道本線、信楽高原鉄道の3路線の駅があるターミナル駅です。一度外に出て、駅の写真だけ撮ってすぐに列車に乗りました。
貴生川駅の次の紫香楽宮跡駅で途中下車です。
10分ほど歩いて紫香楽宮跡に行ってみました。奈良の都の前の3年間だけこの地に都があったとのこと。宮跡には笹藪の中に礎石がたくさん並んでいました。案内板には五重塔なども描かれていましたが、完成することなく奈良への遷都となり、幻の都となってしまったのです。東大寺の大仏も、はじめの予定ではこの地に建立されるはずだったとのこと。すごい所を歩いてるよ、僕たち。
次の下車駅は隣の雲井駅。歩いても行ける距離ですが、僕たちは鉄旅をしているのです。わざわざ紫香楽宮跡駅に戻って、列車に乗りました。
雲井駅は、駅舎より立派なトイレがあるとのこと。確かに、どっちが駅で、どっちがトイレか分からないような駅でした。
歩いて10分足らずの所にある日雲神社に行ってみました。この神社は、境内の中に線路がある珍しい神社です。おもしろかったね、ここも。もちろん、ちゃんとお参りをしました。
雲井駅の次の勅旨駅をパスしてその次の玉桂寺前駅で途中下車。
こわ~い吊り橋を渡って玉桂寺に向かいました。
「もっと速く歩いてよ」
「ムリ、危ない、落ちる。」
「落ちるわけないじゃん。」
なんで平気で歩けるか僕には分からん。
玉桂寺はいかにも荘厳な雰囲気が漂っていました。大きなお不動さんに古くて立派な社殿。ぼけ防止の御朱印をいただいて玉桂寺前駅に戻りました。こわ~い吊り橋は奥さんに先に行って待っててもらいました。
玉桂寺前駅の次は終点の信楽駅です。ちょうど「スカーレット」が始まったところだったので、駅舎で観てから外に出ました。駅前の蕎麦屋でしいたけ蕎麦を食べ、周辺の散策です。駅にあったパンフレットを見て、窯元の多い通りを中心に歩くことにしました。駅前通りはタヌキの焼き物だらけ。信楽のポスターといえばタヌキの焼き物。でも実際は、信楽焼には奥の深いものがあります。
坂道の多い狭い通りに窯元が散在していました。ろくろ坂と呼ばれる坂の上で大きな登り窯を見つけました。すぐ横にカフェとギャラリーがあり、登り窯を見ながら美味しいコーヒーをいただき、ギャラリーでは自然釉によるなんとも言えない色合いのお皿に感動し、なんだか心が惹き付けられたような思いがしました。
信楽駅に戻り、信楽ICから新名神に入り、土山SAで軽食。蕎麦だけではちょっと腹がへって。いっぱい歩いたし。あとはひたすら新名神~伊勢湾岸道~東海環状道を走って豊田松平ICへ。
たくさん歩きました。スマホの歩数計では15000歩を超えていました。10km以上歩いたのかなあ。
信楽高原鉄道沿線の途中下車旅、超満足でした。
鉄旅の部分は概略だけを載せたので、近々、「鉄旅⑭」として詳しく紹介しようと思います。
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