大学の卒業式が終わったら北海道へ1月に亡くなった従姉妹のお参りに行く予定でした。でも、北海道はコロナ感染のため非常事態宣言が出されたため、フェリーもホテルもキャンセルしました。と言うことは、海運業者もホテルも、予定していたはずの収入が無くなったということです。もちろんたった2人分なので微々たるものですが、大勢の人が同じことをしたら・・・いや、しているはず・・・。これ、マズイでしょう。で、北海道には行けなくなったけどドライブには出かけることにしました。1泊目は車中泊、2日目は旅館泊ということで、出かけました。
<3月21日>
午前11時に家を出て、豊田松平インターから東海環状道~中央道を走って恵那峡SAでお昼ごはん。僕は支那そば唐揚げセット、奥さんは鉄板ナポリタン。昔っぽいメニューに惹かれました。そして、食後はリビングモードのシュピーレンでコーヒータイム。のんびりしたドライブです。
食事がすんだら再び中央道~長野道で長野インターへ。目指すは川中島合戦跡。
3時半頃に古戦場跡に着きました。そして、古戦場の脇に建てられた長野市立博物館に入りました。
1000万年前の地形から長野盆地ができた6万年前へ。日本海から入り込んだ大きな湾が何回かの隆起によって盆地になりました。そして縄文時代から弥生時代へ、稲作の盛んな地域でした。そしていよいよ川中島の合戦があった室町末期の戦国時代へ。
12年間5回にわたる上杉と武田の戦が繰り広げられたのが千曲川を挟んだ川中島で、もっとも激しい戦いが繰り広げられたのがここ八幡原でした。その後、江戸から明治の養蚕業~織物工業、そして懐かしい昭和の生活へと、長野の歴史を知ることができました。
川中島の合戦。人生は戦い・・・かもしれません。今は世界中の多くの人がコロナと戦ってます。特に観光業に飲食業に従事している人達はこのところ毎日激しいが戦いが続いているのです。
さて、その川中島の合戦の八幡原、こりゃあ広いわあ。今は堤防の内側には畑が広がり、堤防の外側は広い公園として整備され、とても400数十年前に大きな戦があったとは思えないのどかな光景です。ウォーキングがてら八幡原の公園、つまり合戦跡地をぶらぶら歩き、ベンチに腰を下ろし、コーラで喉を潤しました。戦いは必ず収束を迎え、普通の日々が訪れる・・・コロナで大打撃を被った人達にはなんとしても持ちこたえてほしい・・・そんなことを思うひとときでした。
広い合戦跡地を適度にウォーキングし、次に向かったのは小布施温泉あけびの湯です。ここは2度目ですが、なんかズーンとくる重い感じのお湯で、かすかに硫黄の香りがするいかにも温泉らしい温泉です。熱めのお湯も露天風呂なら首から上がちょっと寒くていい感じ。やっぱり温泉はいいわあ。お湯から上がってからもいつまでも体はポカポカでした。
温泉のあとは晩ごはんです。僕にしてはめずらしくヒレカツ定食なんかを食べちゃいました。
そして、今夜の宿は前回の長野の旅と同じ道の駅オアシス小布施です。
シュピーレンの中で、テレビを観ながら大好物のヨーグルトに熱いコーヒーでゆったりまったり。このひとときはたまりません。奥さんが眠そうにしています。シュピーレンの中をベッドモードにし、FFヒーターの効いたぬくぬくの車内で眠りに就きました。
明日の宿泊は戸倉上山田温泉です。温泉街が風情があっていいそうです。楽しみ~。
<3月22日>
道の駅オアシス小布施でのシュピーレン泊はよ~く眠れました。シュラフとマットを畳み、ベッドモードからリビングモードにして、いつもと同じようにパンとスープと朝食です。それから朝ドラ「スカーレット」を観ながら食後のコーヒー。
道の駅オアシス小布施を出て、まず向かったのは小布施町の隣の高山村にあるフロットモビールという自動車の工房です。シュピーレンを製作している会社です。
工場に着くと、社長さんの高森さんが出迎えてくださいました。工場に入ると、数台のライトエースバンがキャンピングカーのシュピーレンに生まれ変わっていく途中でした。なんと、今制作中のクルマが171台目ということで、なんだか仲間がどんどん増えていくようでうれしくなりました。今回訪れたのは、テレビのディスプレーを一回り大きいサイズのものに変更することとと、後部の棚の追加をするためです。去年の秋の名古屋キャンピングカーショーで高森さんとお会いした時にお願いしました。
午前中に作業が終わるということで、その間マツダフレアを貸していただき、高森さんが紹介してくださった渋温泉の先の地獄谷野猿公苑に行くことにしました。
シブ温泉に向かって走ると、40分ほどで地獄谷に着きました。駐車場から5分ほど歩くと野猿公苑のゲートがありました。えええっ、「1.6km25分」の看板と目の前の急な上り坂。すぐ近くじゃないんかい。座骨神経痛の治療中の僕には無理かも・・・と、ひるんでしまいました。それでも、温泉に浸かるサルも見てみたいし。奥さんと相談して、ゆっくりペースで行こうということにしました。僕の理想とする信条「迷ったらやれ」です。
時折小雨のパラつく山道を歩くこと30分、極めつけの最後の急坂を上った所にサルたちがいっぱい。
入場料800円×2を払って柵の中に入るといましたいました、温泉の周りに集まっているサルたちが。その中の家族3人、違った!家族3匹が気持ちよさそうに温泉に浸かってる。
サルたちのかわいいこと。この光景、テレビの旅番組では何度も見ていますが、ナマで見るのはもちろん初めて。温泉の周りのサルたちも毛繕いをしていたり、追いかけっこをしていたり、見ていて面白くてたまりませんでした。足よ壊れろ!とばかりに歩いた甲斐がありました。あまりのかわいさと面白さでその場を離れたくないと思いましたが、そういうわけにもいかず、後ろ髪を引かれる思いでぬかるんだ山道を戻りました。
すでにお昼を過ぎていたので、野猿公苑近くのカフェENZA(猿座)で善光寺白味噌ラーメンを食べました。おいしいけど、やっぱり三河人は赤だしのがいいなあ。とっても雰囲気のいいカフェだったので美味しいコーヒーもいただきました。
高山村のフロットモビールに戻ると、僕のシュピーレンの作業は終わっていました。数ある小型キャンカーの中からシュピーレンを選んだのは、社長さんのお人柄とキャンカー作りへの情熱も決め手の一つになっています。シュピーレンのオーナーになって4年、シュピーレンの楽しさや使いやすさにもそれが表れているような気がします。
スズキのマツダ車のフレアからシュピーレンに乗り換え、従業員の皆さんに別れを告げ、今日の宿泊地の戸倉上山田温泉「清風園」に向かいました。
雨が降っていたので寄り道もせずに行ったので、着いたのはまだ4時少し前でした。千曲川の見える部屋で大相撲の千秋楽を観て、のんびりと温泉に浸かり、信州牛のすき焼きで信州の味を楽しみ、またまたテレビを観て、またまた温泉に浸かり、い~い気持ちで旅を楽しみました。
大きな旅館ですがなんとなくひっそりとしていて、大浴場もほぼ貸し切り状態で独り占めです。3連休の中日だというのに。これもコロナの影響なんだろうなあ。僕は、過度の自粛は関係業種の人達に辛い思いを強いてしまうことになり、あまりいいことではないと思っています。感染予防のため、多くの人が集まる所を避ける、頻繁に手洗いをする、この2つを心がけて、楽しく、また普通の生活をしたいものです。
<3月23日>
長野ドライブ三日目、朝から食った食った!。清風園の朝ごはん、美味すぎです。
朝からいい天気で、旅館を出て上山田温泉の温泉街を少し散策しました。まずは千曲川。上山田温泉の売りの一つが千曲川の美しさです。部屋から眺めた千曲川はとてもきれいに見えましたが、河原に下りて見ると・・・昨年の台風の爪痕が。川原は濁流の川底となり、川原の木々は茶色く斜めになっていました。それでも川の澄んだ水は悠々と流れ、美しさを取り戻してきていました。
旅館街に出てみると、古い通りに昭和の温泉街の雰囲気が漂い、なぜか日本っていいなあと思えてきます。
クルマに戻り、向かった先は姨捨山。姨捨山には日本一景色のいい駅と言われているJR篠ノ井線の姨捨駅があります。その近くに長野道のスマートインターがあるので、そのまま高速に乗って帰ることができます。
カーナビに従って坂道を登る登る。たっかい所にJRの線路も、高速道路も通っているもんだ。
姨捨駅に着きました。新しいきれいな駅舎でしたが、駅員のいない無人駅でした。駅に入って下り線のホームに出ると・・・おおお~っ、すげえ~。なんと蛇行する千曲川に沿って長野盆地全体が一望できるのです。遠くに見えるのが一日目に行った川中島古戦場の八幡原、手前に見えるのが千曲の戸倉上山田温泉。いい天気でよかった~。
ホームのベンチも線路側ではなく、外側を向いています。線路を見てるより景色を見る方がずっといいわなあ、たまにしか列車来ないし。
さすが日本一景色のいい駅と言われている駅でした。
姨捨駅を出てまたまた坂道を登り、長野道姨捨SAスマートインターから高速に入り、家路につきました。お昼も過ぎましたが、朝からお腹いっぱいに食べたので腹が減ってない・・・けど、一応区切りをつけないと。で、岡谷JCTから中央道に入って最初のPA辰野パーキングのコンビニでパンを買ってシュピーレンの中で軽く昼食をとることにしました。
おっ、昨日フロットモビールで取り替えたちょっと大きめのディスプレーでテレビが見れる!。朝も旅館で観たスカーレットを大きめの画面で観たら、やっぱりいいわあ。
軽くパンを食べただけでお腹いっぱい。ペットボトルのコーヒーを飲みながら辰野PAを後にしました。
お腹いっぱい、ポカポカした車内、単調な道、だんだん眠くなる眠くなる・・・。隣の奥さんもうつらうつら。
マズイぞ!居眠り運転になりそう。どこかで寝てから帰ろう。ということで飯田の手前の座光寺PAでひと休み。シュピーレンのベッド、気持ち好すぎ~。30分のつもりが1時間、1時間のつもりが1時間半。こうなると仮眠じゃないね。た~っぷり寝て気分爽快。ナビでは4時頃家に着く予定が、家に着いたのは6時近くになっていました。
それにしても面白かったなあ、長野の旅。古戦場にサルの温泉、そして姨捨駅からの眺め。
コロナのことで予定していた北海道はキャンセルしてしまいましたが、個人的にはレポートの中に書いたように過度な自粛はよくないと考えています。感染予防を心がけた上で、普通に生活し、普通に楽しむ事がいいことだと思えるドライブになりました。
出発するまえの日は、僕の大学の卒業式でした。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。コロナ感染予防のため全学部全体での式典も、謝恩会もなく、学科だけのこじんまりとした卒業式になってしまいました。これもいつかきっといい思い出になると思います。子ども発達学科のみ~んな、優しかったね。社会での活躍を期待しています。
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<3月21日>
午前11時に家を出て、豊田松平インターから東海環状道~中央道を走って恵那峡SAでお昼ごはん。僕は支那そば唐揚げセット、奥さんは鉄板ナポリタン。昔っぽいメニューに惹かれました。そして、食後はリビングモードのシュピーレンでコーヒータイム。のんびりしたドライブです。
食事がすんだら再び中央道~長野道で長野インターへ。目指すは川中島合戦跡。
3時半頃に古戦場跡に着きました。そして、古戦場の脇に建てられた長野市立博物館に入りました。
1000万年前の地形から長野盆地ができた6万年前へ。日本海から入り込んだ大きな湾が何回かの隆起によって盆地になりました。そして縄文時代から弥生時代へ、稲作の盛んな地域でした。そしていよいよ川中島の合戦があった室町末期の戦国時代へ。
12年間5回にわたる上杉と武田の戦が繰り広げられたのが千曲川を挟んだ川中島で、もっとも激しい戦いが繰り広げられたのがここ八幡原でした。その後、江戸から明治の養蚕業~織物工業、そして懐かしい昭和の生活へと、長野の歴史を知ることができました。
川中島の合戦。人生は戦い・・・かもしれません。今は世界中の多くの人がコロナと戦ってます。特に観光業に飲食業に従事している人達はこのところ毎日激しいが戦いが続いているのです。
さて、その川中島の合戦の八幡原、こりゃあ広いわあ。今は堤防の内側には畑が広がり、堤防の外側は広い公園として整備され、とても400数十年前に大きな戦があったとは思えないのどかな光景です。ウォーキングがてら八幡原の公園、つまり合戦跡地をぶらぶら歩き、ベンチに腰を下ろし、コーラで喉を潤しました。戦いは必ず収束を迎え、普通の日々が訪れる・・・コロナで大打撃を被った人達にはなんとしても持ちこたえてほしい・・・そんなことを思うひとときでした。
広い合戦跡地を適度にウォーキングし、次に向かったのは小布施温泉あけびの湯です。ここは2度目ですが、なんかズーンとくる重い感じのお湯で、かすかに硫黄の香りがするいかにも温泉らしい温泉です。熱めのお湯も露天風呂なら首から上がちょっと寒くていい感じ。やっぱり温泉はいいわあ。お湯から上がってからもいつまでも体はポカポカでした。
温泉のあとは晩ごはんです。僕にしてはめずらしくヒレカツ定食なんかを食べちゃいました。
そして、今夜の宿は前回の長野の旅と同じ道の駅オアシス小布施です。
シュピーレンの中で、テレビを観ながら大好物のヨーグルトに熱いコーヒーでゆったりまったり。このひとときはたまりません。奥さんが眠そうにしています。シュピーレンの中をベッドモードにし、FFヒーターの効いたぬくぬくの車内で眠りに就きました。
明日の宿泊は戸倉上山田温泉です。温泉街が風情があっていいそうです。楽しみ~。
<3月22日>
道の駅オアシス小布施でのシュピーレン泊はよ~く眠れました。シュラフとマットを畳み、ベッドモードからリビングモードにして、いつもと同じようにパンとスープと朝食です。それから朝ドラ「スカーレット」を観ながら食後のコーヒー。
道の駅オアシス小布施を出て、まず向かったのは小布施町の隣の高山村にあるフロットモビールという自動車の工房です。シュピーレンを製作している会社です。
工場に着くと、社長さんの高森さんが出迎えてくださいました。工場に入ると、数台のライトエースバンがキャンピングカーのシュピーレンに生まれ変わっていく途中でした。なんと、今制作中のクルマが171台目ということで、なんだか仲間がどんどん増えていくようでうれしくなりました。今回訪れたのは、テレビのディスプレーを一回り大きいサイズのものに変更することとと、後部の棚の追加をするためです。去年の秋の名古屋キャンピングカーショーで高森さんとお会いした時にお願いしました。
午前中に作業が終わるということで、その間マツダフレアを貸していただき、高森さんが紹介してくださった渋温泉の先の地獄谷野猿公苑に行くことにしました。
シブ温泉に向かって走ると、40分ほどで地獄谷に着きました。駐車場から5分ほど歩くと野猿公苑のゲートがありました。えええっ、「1.6km25分」の看板と目の前の急な上り坂。すぐ近くじゃないんかい。座骨神経痛の治療中の僕には無理かも・・・と、ひるんでしまいました。それでも、温泉に浸かるサルも見てみたいし。奥さんと相談して、ゆっくりペースで行こうということにしました。僕の理想とする信条「迷ったらやれ」です。
時折小雨のパラつく山道を歩くこと30分、極めつけの最後の急坂を上った所にサルたちがいっぱい。
入場料800円×2を払って柵の中に入るといましたいました、温泉の周りに集まっているサルたちが。その中の家族3人、違った!家族3匹が気持ちよさそうに温泉に浸かってる。
サルたちのかわいいこと。この光景、テレビの旅番組では何度も見ていますが、ナマで見るのはもちろん初めて。温泉の周りのサルたちも毛繕いをしていたり、追いかけっこをしていたり、見ていて面白くてたまりませんでした。足よ壊れろ!とばかりに歩いた甲斐がありました。あまりのかわいさと面白さでその場を離れたくないと思いましたが、そういうわけにもいかず、後ろ髪を引かれる思いでぬかるんだ山道を戻りました。
すでにお昼を過ぎていたので、野猿公苑近くのカフェENZA(猿座)で善光寺白味噌ラーメンを食べました。おいしいけど、やっぱり三河人は赤だしのがいいなあ。とっても雰囲気のいいカフェだったので美味しいコーヒーもいただきました。
高山村のフロットモビールに戻ると、僕のシュピーレンの作業は終わっていました。数ある小型キャンカーの中からシュピーレンを選んだのは、社長さんのお人柄とキャンカー作りへの情熱も決め手の一つになっています。シュピーレンのオーナーになって4年、シュピーレンの楽しさや使いやすさにもそれが表れているような気がします。
スズキのマツダ車のフレアからシュピーレンに乗り換え、従業員の皆さんに別れを告げ、今日の宿泊地の戸倉上山田温泉「清風園」に向かいました。
雨が降っていたので寄り道もせずに行ったので、着いたのはまだ4時少し前でした。千曲川の見える部屋で大相撲の千秋楽を観て、のんびりと温泉に浸かり、信州牛のすき焼きで信州の味を楽しみ、またまたテレビを観て、またまた温泉に浸かり、い~い気持ちで旅を楽しみました。
大きな旅館ですがなんとなくひっそりとしていて、大浴場もほぼ貸し切り状態で独り占めです。3連休の中日だというのに。これもコロナの影響なんだろうなあ。僕は、過度の自粛は関係業種の人達に辛い思いを強いてしまうことになり、あまりいいことではないと思っています。感染予防のため、多くの人が集まる所を避ける、頻繁に手洗いをする、この2つを心がけて、楽しく、また普通の生活をしたいものです。
<3月23日>
長野ドライブ三日目、朝から食った食った!。清風園の朝ごはん、美味すぎです。
朝からいい天気で、旅館を出て上山田温泉の温泉街を少し散策しました。まずは千曲川。上山田温泉の売りの一つが千曲川の美しさです。部屋から眺めた千曲川はとてもきれいに見えましたが、河原に下りて見ると・・・昨年の台風の爪痕が。川原は濁流の川底となり、川原の木々は茶色く斜めになっていました。それでも川の澄んだ水は悠々と流れ、美しさを取り戻してきていました。
旅館街に出てみると、古い通りに昭和の温泉街の雰囲気が漂い、なぜか日本っていいなあと思えてきます。
クルマに戻り、向かった先は姨捨山。姨捨山には日本一景色のいい駅と言われているJR篠ノ井線の姨捨駅があります。その近くに長野道のスマートインターがあるので、そのまま高速に乗って帰ることができます。
カーナビに従って坂道を登る登る。たっかい所にJRの線路も、高速道路も通っているもんだ。
姨捨駅に着きました。新しいきれいな駅舎でしたが、駅員のいない無人駅でした。駅に入って下り線のホームに出ると・・・おおお~っ、すげえ~。なんと蛇行する千曲川に沿って長野盆地全体が一望できるのです。遠くに見えるのが一日目に行った川中島古戦場の八幡原、手前に見えるのが千曲の戸倉上山田温泉。いい天気でよかった~。
ホームのベンチも線路側ではなく、外側を向いています。線路を見てるより景色を見る方がずっといいわなあ、たまにしか列車来ないし。
さすが日本一景色のいい駅と言われている駅でした。
姨捨駅を出てまたまた坂道を登り、長野道姨捨SAスマートインターから高速に入り、家路につきました。お昼も過ぎましたが、朝からお腹いっぱいに食べたので腹が減ってない・・・けど、一応区切りをつけないと。で、岡谷JCTから中央道に入って最初のPA辰野パーキングのコンビニでパンを買ってシュピーレンの中で軽く昼食をとることにしました。
おっ、昨日フロットモビールで取り替えたちょっと大きめのディスプレーでテレビが見れる!。朝も旅館で観たスカーレットを大きめの画面で観たら、やっぱりいいわあ。
軽くパンを食べただけでお腹いっぱい。ペットボトルのコーヒーを飲みながら辰野PAを後にしました。
お腹いっぱい、ポカポカした車内、単調な道、だんだん眠くなる眠くなる・・・。隣の奥さんもうつらうつら。
マズイぞ!居眠り運転になりそう。どこかで寝てから帰ろう。ということで飯田の手前の座光寺PAでひと休み。シュピーレンのベッド、気持ち好すぎ~。30分のつもりが1時間、1時間のつもりが1時間半。こうなると仮眠じゃないね。た~っぷり寝て気分爽快。ナビでは4時頃家に着く予定が、家に着いたのは6時近くになっていました。
それにしても面白かったなあ、長野の旅。古戦場にサルの温泉、そして姨捨駅からの眺め。
コロナのことで予定していた北海道はキャンセルしてしまいましたが、個人的にはレポートの中に書いたように過度な自粛はよくないと考えています。感染予防を心がけた上で、普通に生活し、普通に楽しむ事がいいことだと思えるドライブになりました。
出発するまえの日は、僕の大学の卒業式でした。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。コロナ感染予防のため全学部全体での式典も、謝恩会もなく、学科だけのこじんまりとした卒業式になってしまいました。これもいつかきっといい思い出になると思います。子ども発達学科のみ~んな、優しかったね。社会での活躍を期待しています。
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