相模原麻溝公園の「樹林の広場」に2本の白い大きな苞葉のある花を咲かせる「ハンカチノキ」があり見ごろを迎えている。花はハナミズキのような頭状花序になり、2枚の苞葉に囲まれる。その白い苞の形から「ハトノキ(鳩の木)」とか「ユウレイノキ(幽霊の木)」とも呼ばれる珍しい植物で発見者のダビットさんの名にちなみ「Davidia(ダビディア)」という。花をつけるまでには10~15年ぐらいかかるという貴重な木、しかも開花してから1週間前後というなんとも儚い短い命しかない花である。2本あるハンカチノキには数百枚、2枚の白い苞が本当にハンカチを吊るしたように垂れており、時折吹く風にひらひらと揺れている。(1604)
横浜の春を彩り、横浜の風物詩の一つとなっている「第38回よこはま花と緑のスプリングフェア 2016」は「チューリップまつり」が4/15~4/17まで横浜市中区にある「横浜公園」で、4/15~5/5「花壇展」が「山下公園」で開催されている。「チューリップ会場」の横浜公園は明治9年に開園した日本初の「洋式庭園」で、まつりは終わったが見事に咲き誇った赤、ピンク、白、黄、黒、青、紫とカラフルな色とりどり69種16万本のチューリップが美しいグラデーションを描き園全体は花絨毯を敷き詰めたようになっている。チューリップは「思いやり」、「博愛」、「名声」の花言葉のように人をやさしく包み込む。会場内はカメラで携帯で撮影する人、お花好きの観賞する人で大変な賑わいぶりであった。(1604)
今月4日に新宿南口駅前に鉄道駅や高速バスターミナル、タクシー乗降場などを集約した交通ターミナル「バスタ新宿」がオープンした。建物は鉄骨構造で3階がタクシー乗り場、4階が高速バス乗り場となっている「バスタ新宿」は「新宿南口交通ターミナル」が正式名称。今まで新宿の19ヶ所に点在していた高速バス停が新宿南口駅地区という最適立地の場所一か所に集約された。「バスタ」はバス、タクシーを要約したような短語で覚えやすいネーミング命名された。バスがスター(星)のように各地に放射するという意味もあるようだ。東京の新宿駅新南口に交通の要所となる巨大ターミナルが完成したことによって利用者にとっては便利すぎるほど便利になったと好評である。(1604)