座間市緑ヶ丘に座間八景のひとつで、四季の花で彩られる「かにが沢公園」はある。園内遊歩道には新旧の桜「ソメイヨシノ」(染井吉野)と「神代曙」が満開となって競演している。ソメイヨシノは昭和30年代に植えたもので60年の老木に近い。木の幹はいかにも歴史を感じさせる。満開の桜のもと明日(4/2)、緑ヶ丘の恒例の春のイベント「さくら祭」が開催される。そのため演台つくり、テント張りの準備が行われていた。桜の木がある下の土手ではこれまたピンクの芝ざくらが丘面をピンク色に染め始めて満開となった桜とコラボするように見ごろとなっている。明日は桜と芝ざくらの花で埋め尽くされた当園は華やかなそして楽しい一日を迎える。(1603)
座間市栗原に座間の美味しい水の水源地として、また「座間八景」の一つにも選ばれている「芹沢公園」はある。相模野の台地の斜百樹林と平坦な低地部分からなるこの公園は古くから水源滋養林として自然環境が保全されてきたところ。広大な園内には広場や川や林があり散策を楽しむことができる。四季折々のいろいろな花を楽しめるが、この時期はなんといっても「芝生広場」を彩る桜で、知る人ぞ知る桜の名所の一つである。20本くらいとさほど本数はさほど多くないが満開の桜が広場全体をベールのように包んでいた。当園には高座海軍工蔽の「地下壕の跡」が残っている。(1603)
東林間駅前の「東急スーパー」と「東芝林間病院」間にある桜並木路の30本近い桜が満開となって「桜回廊」、「桜アーチ」のような幻想的な美しさを創り出している。東芝林間病院内の美しく手入れされてた庭園の散策路外周にはウコンや、樹齢を感じさせる桜の巨木など併せて50本が満開の桜ベールに包まれている。正面にはピンクの一本のしだれざくらが今見ごろを迎えていた。東林間は今もっとも桜一色、華やいだ春の彩りを魅せている。(1603)