今、公園や畑、道路脇でよく見かけるのが真黄色の大きな円錐花序をつけた「セイタカアワダチソウ」(背高泡立草)である。キク科アキノキリンソウ属の多年草で帰化植物。 日本では「代萩」とも呼ばれる。和名由来は背が高く花が泡立っているように見える。アメリカではゴールデンロッド(金の鞭)と呼ばれ、アラバマ州では「州花」にもなっている。特徴は1つの頭花には5つくらいの筒状花があり、その周りに舌状花がある。舌状花は細くてカールしている。茎を乾燥し「すだれ」や「お茶」などの材料にも利用される。花粉症の原因とされるのはセイタカアワダチソウによく似た「ブタクサ」がある。(2210)



