相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「県立座間谷戸山公園」は間もなく秋全開〜紅葉の兆し!!

2022-11-09 21:18:00 | 公園・庭園
座間市入谷に残された里山の風情が生かされた自然と触れ合える座間の唯一のオアシス」ともいえる「県立座間谷戸山公園」はある。総面積32haの園内には「パークセンター」、「サンクチュアリ」、「水鳥の池」、「里山体験館」、「湿性湿原地帯」、「シラカシ観察林」、「昆虫の森」、「スギ・ヒノキ観察林」、「湧き水の谷」、「クヌギ・コナラ観察林」、「伝説の丘」、「星の谷街道・巡礼街道」、「炭焼き小屋」が配置されている。当園には人工林を含め三ヶ所の観察林があり全体で数万本の木が植栽されている。11月も中旬に入り当園も紅葉で秋への衣替えを始めた。特にパークセンター周りのナンキンハゼ他の木々が赤に黄に橙に色づき始めていてまるで友禅染のような美しさとなってきた。林を抜けた「里山体験館」前の稲田は既に刈り取られ、自然群生した「ススキ」とコスモスが揺らぎ、凡そ30株ほどの「ざる菊」が赤、黄、ピンクの可愛らしさ花穂を披露中であった。(2211)
 
 
 
 
 
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下鶴間ふるさと館の「旧小倉可光家住宅」

2022-11-09 07:32:47 | 建造物
大和市下鶴間、矢倉沢往還(大山道)の下鶴間宿があったところに大和市指定重要文化財施設の「下鶴間ふるさと館」はある。あいにくの旧館であったが、この「ふるさと館」には江戸末期に薬など雑貨商を営んでいた「旧小倉可光家住宅」の母屋と白壁の「土蔵」(袖倉)がある。宿場の商家建築としては県内でも数少ない建物である。母屋は1856年に建築されたもので宿場町時代唯一の商家建築である。平成7年の解体調査の際、ザシキの床板から墨書きの落書が見つかった。「安政3年」の年紀、大工と思われる「石田利三良」という名前に黒船の絵などが書かれている。矢倉沢往還(母屋の裏)には幕府や領主が決めた法度や掟書などを木の板札に書き人目の惹くように高く掲げておく場所であった「高札場」がある。高札場は神奈川県の東海道では9つの宿場にそれぞれ1ヶ所ずゝあったという名残である。母屋は江戸時代の建築遺構で「木造銅版葺き」、「入母屋造り」、「四間取り」となっている。大正から昭和初期の大和の歴史を学べる場所となっている。(2211)
 
 
 
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