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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

市有文財の「福田家の長屋門」を訪ねて!!

2023-11-26 19:14:27 | 建造物
相模原市南区下溝、JR原当麻駅北口から約500m、下原バス停にほど近いところに近世末頃の建築(推定)で郷土の生活文化を知る上で大変貴重なものとして市登録有形文化財(建造物)として平成14年に登録されている「福田家の長屋門」はある。福田家は屋号を「ナケー」といい、この一帯の名主であった。丸石を施した土台の基礎上に下半分ほどが黒褐色の板、上部が白漆喰(白壁)のごとき塀に瓦屋根がかぶって重厚感がある。大きさは桁行が7.5間(約13.5m)、梁行は2間(約3.8m)で、上部に2階を設けるため、軒高は15尺(約4.5m)とかなり高くなっている。軒は上部梁行梁の両端部を張り出し、これに小板を張るセガイという形式で19世紀から多く出てくる形式をとっている。当初は茅葺の屋根だったと思われまる。屋根部に特徴がある「母屋」は大きく、赤い屋根の「土蔵」も見受けられる。庭は綺麗に手入れが行き届き、数基の石灯篭が配されているが今何やら工事中であった。(2311)
 
 
 
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「県立相模原公園」では椿の仲間「サザンカ」が見頃となる!!

2023-11-26 10:27:24 | 公園・庭園
相模原市南区下溝に相模原で最も広大な面積を有する総合公園「県立相模原公園」はある。11月に入ってめっきり寒くなってきた今、園内の木々も少しずつ赤く黄色く色づき晩秋、初冬の到来を感じさる景色を描き始めている。イベント広場、紅葉の丘周辺の散策路、衆遊の庭に数本の「サザンカ」(山茶花)がピンク色の花を披露中である。サザンカはツバキ科ツバキ属の常緑低木。枝先や葉の脇に花径5~7㎝くらいの柔らかい白い花びらが横に開き、雄しべは椿の筒状でない。 花色も赤とか桃色、八重咲きのもある。 花の希少な晩秋の代表花として「サザンカ」(山茶花)は親しまれ個人のお宅の庭木・花木としてよく見かける花である。(2311)

 
 
 

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海老名に建長寺派の禅寺「瑞雲山龍峰寺」

2023-11-26 07:26:15 | 寺院
海老名市国分北に臨済宗建長寺派の禅寺「瑞雲山龍峰寺」は鎮座する。創建は室町時代初期の興国2年(1341)円光大照禅師による。本尊は国重要文化財の木造千手観音立像(鎌倉時代初期作で清水寺の本尊)である。京都の「清水寺」本尊像と共通する像容で「清水寺形千手観音」と呼ばれ「観音堂」裏の「収蔵庫」に安置されている。当寺は嘗て相模川と大山を望む少し南の台地にあったが昭和3年(1928)当地に移された。「弥生神社」右手の路を上っていくと左手に構えられている「仁王門」より入山すると緑豊かな境内の左手に「鐘楼」(梵鐘)、「十三重石塔」、正面には清水寺の「本堂」であった「観音堂」がある。別称は「水堂」と呼ばれ江戸中期の建物である。観音堂の右には山号額が掲げられ朱と白が鮮やかな入り母屋づくりの「本堂」が建つ。山門を出た参道左には遊具を備えた「清水寺公園」がある。(2311)
 
 
 
 
 
 
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