相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

幕末期の擬洋風建築「旧中村家住宅」と「長屋門」

2023-11-01 11:03:35 | 建造物
相模原市南区磯部に全国的にも非常に珍しい幕末期の擬洋風建築で国登録有形文化財となっている「旧中村家住宅」はある。建築当初は3階建てで、関東大震災後、3階部分は取り除かれ2今は2階建てとなっいる。建てたのは鎌倉大工の「石井甚五郎」が10年の歳月を掛け造り上げた。1869㎡敷地面積内に現在は二階建ての住宅=延床面積:420㎡となっている。建物は一階の外観は和風の要素で纏められ、2階は外壁を海鼠壁という洋風の要素を取り入れ軒を曲線の白漆喰で塗りこめ正面に縦長の窓を配している。一階の間取りは「式台の間」「茶の間」「客座敷」があり、二階には和室四室ある。なお関東大震災後、三階部分は取り除かれた三階は六畳の主室と二畳の前室があった。敷地内裏庭には「稲荷神社」の社がある。また道路に沿って威風堂々と建つ「長屋門」は約19m(桁行63尺)の長大なもので主屋と同時期の慶応年間に建てられたとされる。中村家は「勝坂大尽」と呼ばれる「素封家」(大金持ち/財産家)であった。平成13年(2001)当時の当主「中村正衛」によると幕末期に「生糸の商い」で財をなした。現在は歯科診療医院を経営している。また大正15年中村家の敷地内畑から採取した縄文時代の勝坂式土器が発見され現在の「勝坂遺跡」のもととなった。(2310)
 
 
 
 
 
 
 
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町田三天神の一つ「町田天満宮」は七五三祝いの装い!!

2023-11-01 07:28:50 | 神社
町田市原町田に町田三天神の一つで「天神」とか「天神さん」と呼ばれ親しまれている「町田天満宮」は鎮座している。創始(創建)は天正10年(1582)。御祭神は文教の神の「菅原道真公」である。かつての本町田は現在の原町田と南大谷も含んでおり、天正10年(1582)に原町田村が本町田村と分かれて独立した。それまでは原町田地区の鎮守は本町田の「菅原神社」であった。祭神は大山咋命と宇加能御魂神。原町田地区に神社をと各地で農民一揆、領主への怒りを収めるため地域を知行していた北条氏輝が分村に先駆けて元々古い祠のあったこの地に「菅原道真公」を祀ったことが興りである。、現在の神殿は昭和42年(1967)完成。大きい「石鳥居」を抜けると正面に「拝殿」、右に原町田七福神の「恵比寿神」を祀る堂と「神輿庫」左に「境内社」(稲荷社金毘羅、西の宮、山王社)、右に社務所がある。来月の「七五三宮参り」の支度、準備が進んでいた。一組早々と祝っていた。の菅原道真公を祀る神社らしく小さい梅林を配し参道脇には二体の臥牛の像が置かれている。(2310)
 
 
 
 
 




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