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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

二つの観音霊場の「龍淵山天応院」も紅葉の兆し!!

2023-11-28 09:26:54 | 寺院
相模原市南区の相模線原当麻駅近くに栃木県佐野の天應院が興りとされる曹洞宗寺院「龍淵山天応院」は鎮座している。明応4年(1495)季雲禅師が開山。当地を所領していた北条氏照の娘貞心尼が中興開基、そのお墓もある。創建(伝)は慶長元年(1596)。本尊は虚空蔵菩薩(十一面観音)。慶安3年(1650)に9石7斗の朱印を拝領、徳川家光の養育役の青山忠俊が再中興し墓所も境内一画にある。明治6年管内区画改正時、県内が20区の下に185の番組が置かれ、相模原は20組に属した時の役所が当寺に設置された。寺号標と両脇には雷神、風神像を配した「山門」より入山すると、石畳の参道、その両脇に「南無六道能化地蔵菩薩」、白寿観音、聖徳太子碑、道元禅師像が建てられている。その先に6年前に完成した入り母屋造りの「本堂」と「庫裏」、「客殿」、本堂左には下溝より移築した「薬師堂」がある。当寺は磯部の「能徳禅寺」を擁しており、また武相四十八ヶ所観音霊場32番、関東九十一薬師霊場19番の札所である。(2311)
 
 
 
 
 
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「県立相模原公園」では正月の縁起物「マンリョウ」が赤い実を!!

2023-11-28 07:29:52 | 公園・庭園
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。今当園はメタセコイア、モミジ、カエデ、広葉樹の紅葉で彩られて一年で一番美しいかもしれない。「紅葉の丘」傍の「衆遊の庭」の一画に数株の「マンリョウ」が植栽されている。今、葉の下側に幹を取り囲むように赤い実をたくさんつけている。マンリョウ」は東アジアの広い範囲に見られるサクラソウ科の常緑低木。茨城県以南の太平洋岸と鳥取県以南の日本海岸に分布する植物である。秋から冬になる赤い実は艶やかで美しく「センリョウ」共に正月飾りに用いられる。中国名は「百両金」、「黄金万両」、「朱砂根」で、日本ではかつて「アカキ」と呼ばれていた。同じように赤い実をつける「センリョウ」より美しく価値が高いことから江戸時代中期以降から「万両」と称されるようになった。この実がお目見えしたということは今年もいよいよ終わりに近づいている証である。(2311)
 
 
 

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