江の島は「湧出以来、龍神の坐すところとなり」と古来、龍神信仰は弁財天信仰と習合されていた。その密接なる結び付きは「江島縁起」では天女の天下りとともに出現した島が現在の江の島である。天女は江島神社に奉られている弁財天である。このことは「太平記」等に多く残されている。江ノ島神社発祥の地である洞窟の上に祀られたお宮で、江島神社「奥津宮」の隣り、岩屋本宮の真上にあたるところに「龍宮」(わだつみのみや)が鎮座している。この宮は平成5年(1993)に崇敬者の篤志により建立された。御祭神は龍宮大神。鳥居を潜った参道先の正面に威厳と迫力ある鋭い眼光をされた龍の御姿で迎えてくれる。拝殿洞窟内には祭神が祀られている。対岸にいたとされる「五頭龍」は今は鎌倉市腰越・津に鎮座する「龍口明神社」に祀られている。(2112)
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