相模川上流の水を横浜まで引いた、日本で最初の近代水道が「横浜水道」である。地下に水道管を埋める大掛かりな工事は英国人の技師ヘンリー.S.パーマー氏に設計を依頼して着工、明治20年に完成した。工事の際、水道を埋没する用地の上に、工事資材を運ぶトロッコが走るレールを敷いた。その「トロッコの道」が今では「水道みち」と呼ばれている。始点が相模原市緑区青山3482番、終点が横浜市保土ケ谷区川島町522番で全域約37.3km。相模原市における横浜水道道緑道は南区上鶴間4丁目から中央区田名地内までの12.2kmを相模原市内を縦断している。この緑道は市民への有効利用を図るため、昭和57年に横浜市と「横浜水道道の使用に関する協定」を結び整備された。それは歩行者・自転車の通路をアスファルトやブロック舗装等で整備し両側の空地には芝生やバネ遊具等の遊びの空間を設置する。ベンチや屋根付き日よけ等の休憩施設を設け、低木で親しみやすいサツキ、ツツジ等を植栽により潤いを持たせる。市内を走る他の緑道「さがみの仲よし小道・相模緑道緑地」と交差し市の緑道の中心軸となっている。今日は「東林間」から「小田急相模原」方面1.5kmを歩くとその名残りが感じられる。(2204)
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