座間市入谷に谷戸の多彩な動植物を保全、自然観察、里山の環境を体験できる公園を目的とし造られた「県立座間谷戸山公園」はある。31haという広大な園内にはパークセンター、里山体験館、湿生生態園、水鳥の池と野鳥観察小屋、湧きみずの谷、野鳥の原っぱ、昆虫の森、森の学校、クヌギ・コナラ、シラカシ、スギ・ヒノキ観察林、伝説の丘などが巧みに配置されている。南入口傍に「ログハウスエリア」がある。その入口傍に植栽されている2本の「サンショウ」(山椒)が赤い実をたわわにつけていた。香に誘われ一羽の「鳩」も陶酔しているようである。ミカン科サンショウ属の落葉性の低木である。花期は春(4~ 5月頃)、枝先の葉腋に小さな黄緑色の花が多数開花し直径は5 mm 程度である。果実は9~10月頃に赤く熟し、裂開して中から黒い光沢が持った球形の種子が出てくる。 新芽は「木の芽」として山菜に.「花山椒」は食物繊維やカルシウム、鉄、ビタミンB1・B2を含み、他にもいろんな栄養が豊富に入っている食材、食用であり薬味・香辛料である。(2209)
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