相模原市南区当麻に「遊行寺」を本山とする時宗寺院「聲音山観心寺」は鎮座してる。伝えによると康安年中(1361~1362)、南朝の北面の武士「遠藤兵衛尉景宗」が相模川で観音様菩薩像を得て一堂を建て安置したのが興りとされている。別伝では近くにある「無量光寺」で出家し1361(康安元)年に開山、また天正年中(1573~1592)に彼の子孫が当麻山より観心という僧を招いて侍僧としたことにれより「観心院」と言ったとある。本尊は正観世音菩薩。現在は無檀寺院で本寺の「無量光寺」が兼務している。相模原茅ヶ崎線(46号)の原当麻駅近くに鎮座しやや簡素な赤いトタン屋根の「本堂」が構えられている。境内には石碑、戦没者碑、九地蔵が建てられている。当寺は武相観音霊場の第三十一番札所である。御開帳は卯年の春とされる。(2302)
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