相模原市南区の秋の唯一「菊の花を主役としたイベント」と言えば新磯の「ざる菊花見会」である。8日の新聞にも特集されるほど注目されているイベントである。磯部の勝坂遺跡公園近く牧草地だった農地に南足柄市から「ざる菊」を譲り受け2009年から15人のメンバーで栽培を開始した。750坪ほどの緩やかな斜面に8種類、1300株の赤、白、黄色、ピンク、紫の「ざる菊」が植えつけられている。外見は本当に「ざる」を伏せたようにこんもりと丸い形をしていることから「ざる菊」と言われている。その「ざる菊」を主役とした「花見会」15日まで開催中である。5日に訪れた時は黄色の「ざる菊」が開花が早く30株、「赤のざる菊」はまだ殆ど蕾であるが10株ほど咲き始めていた。今夏の猛暑の影響で開花が遅れていたが、今日は平年より一週間遅れてやっと5分~6分咲きとなって見頃を迎えていた。全景を見ると「ざる菊」綺麗に整列して植え付けられた美しい菊模様、グラデーションが完成間近となってきた。(2411)
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