相模原磯部頭首口の近くに鎌倉時代に曹洞宗を開いた道元の流れをくむ下溝の「天応院」の末寺で磯部の古刹とされる曹洞宗寺院「磯平山能徳禅寺」は鎮座している。創建は室町時代末期、永禄年間(1558-70)。本尊は如意輪観音である。当寺とすぐ傍に鎮座する御嶽神社の一帯に「磯部城」の跡がある。室町時代の文明8年(1476)~文明12年(1480)にかけて起こった「長尾景春の乱」において、相模川の対岸にある「小沢城」の支城として存在していた。歴史上重要な地構えられた「禅寺山門」の脇には「不許葷酒入門」という戒壇石に刻む句と「六地蔵」がある。「山門」より入山すると手前に「鐘楼」、正面に「大本堂」、その左に「庫裏」がある。庫裏の前のやや小高い丘には白い「観音像」が建てられ寺域を見守っている。当寺は梅、ボタン、藤、間もなく鐘楼前の「イチョウ」、観音像の周辺の「カエデ」の紅葉で彩られる。(2410)
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