相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

鎌倉最古の厄除の社「八雲神社」

2014-12-09 18:34:20 | 神社
鎌倉市大町に鎌倉で最古の厄除開運の社としてと伝えられ、「八雲さん」、「お天王さん」の愛称で親しまれている大町の鎮守「八雲神社」はある。疫病を鎮めるため京都祇園八坂社から勧請して祀った神社で創建は永保年間(1080)頃。祭神は「須佐之男命」、「稲田比売命」、「八王子命」、「佐竹氏の御霊」である。室町時代には、佐竹屋敷の祠が合祀され、「佐竹天王」とも称され、江戸時代には将軍より朱印も賜り「祇園さま」として尊崇された。明治維新を迎え、鎌倉祇園社という名称から八雲神社へ改称された由緒ある神社である。ぼたもち寺の「常泉寺」を更に進むと左手に八雲神社の鳥居があり、参道両脇には厄除け祈願の赤い旗が並んでいる。正面に「本堂」、御神木の根元には「義光手玉石」や「寛文10年銘の庚申塔」、諏訪社・稲荷社・於岩稲荷社・御嶽三峰社の「境内社」がある。「天水盤」の作者は東京五輪と関係があるようだ。果たして今年の厄除け納めとして新年を迎えたいものである。(1412)
















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高輪の結び大師「高野山東京別院」

2014-12-08 17:08:52 | 寺院
和歌山県伊都郡高野町高野山に高野山真言宗総本山の寺院「金剛峯寺」(こんごうぶじ)はある。創建は弘仁7年(816)、本尊は薬師如来(阿閦如来である。その高野山真言宗総本山「金剛峯寺」の「高野山東京別院」が港区高輪の旧東海道沿いの台地にあり、「高輪の結び大師」として知られる。高輪の地名は、戦国時代の「高縄(たかなわ)原」の名にはじまり、高縄とは「高縄手道」の略語に由来し、その高台のまっすぐな道が「しめ縄」にも見えたというそんな由緒ある高輪の地で「お大師さまのみおしえ」のもと、仏さまと人、人と人を「結ぶ」場所、それが「高輪結び大師」となった。創建は明暦元年(1655)。慶長年間幕府が開かれ、高野山の宝門・寿門の学侶方の在番所として開創され延宝元年(1673)「高野山江戸在番所高野寺」として建立される。道沿いに「弘法大師」の石標のある山門を潜ると正面に豪壮な「遍照殿」(本堂)がある。堂内には弘法大師と左右に不動と愛染明王が奉安されている。左には梵鐘、御府内88箇所1番、関東88箇所特別霊場、江戸33箇所29番の札所でもあることから参道右側には「不動堂」があり赤い旗が並んでいる。御詠歌「ありがたや たかののやまの いわかげに だいしはいまだ おわしますなる」。(1412)












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日親ゆかりの叡昌山妙隆寺

2014-12-07 15:05:08 | 寺院
鎌倉小町大路沿い鎌倉彫資料館の前に鍋かむりで知られる日親ゆかりの寺院「叡昌山妙隆寺」はある。この一帯は千葉胤貞の別邸跡と伝えられ、「千葉屋敷」とも呼ばれる。創建は1385年(至徳2年)、開山は日英上人、開基は千葉胤貞、本尊は釈迦牟尼仏である。足利義教の弾圧に遭い焼けた鍋を被せられる極刑を受けたことから、境内には「鍋かむり日親」の激しい修行を伝える遺跡が残っている。また本堂前の池は、日親上人が100日間の水行の後、剥いだ爪から流れる血で曼荼羅を描いたと伝えられる「血の池」がある。寿老人の石像の周りにはピンクのフヨウが咲くことで名が知れている。また当寺は鎌倉・江の島七福神のひとつである。近くには1254年(建長6年)に鎌倉に入った日蓮、松葉ヶ谷に草庵をむすび、小町大路を中心に辻説法を行ったという跡が残されている。(1412)

















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晩秋の鹿沼公園の紅葉 2014

2014-12-06 11:51:00 | 公園・庭園
相模原市中央区鹿沼台に約5万平方メートルの敷地の中に野球場やテニスコート、中央部には池を配している「鹿沼公園」はある。。このあたりは昔は「かぬま」と呼ばれ、葦の生い茂る湿地であったという。言い伝えによれば、このあたりで腰を下ろして休んだ巨人デイラボッチが立ち上がる時につけた足跡が沼になったのだという。春はの桜、初夏あじさいの名所であり、きっと紅葉も美しいのではないかと赴いた。池の傍らの小高い丘に黄金色に輝く「イチョウ」や深紅にに染まった「モミジ」が残り香の美しい彩りを見せている。園内通路にもイチョウ並木を形成、池では当園のアイドル白鳥が優雅に泳ぎ紅葉との風情ある晩秋の光景・風景を創り上げていた。(1412)


















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真赤に色づいた相模原公園のメタセコイア

2014-12-05 14:21:11 | 紅葉
相模原市南区下溝に県立の都市公園のひとつ「相模原公園」の「メタセコイア」が真赤に紅葉し見ごろを迎えた。先月末訪れた時は半分程度色づき始めたばかりであったが一週間でこんなに美しくなるとは?自然の力は凄いものである。中央にあるフランス風庭園の両側に並んだ100本のメタセコイアの並木の背後を囲むように他の樹木が黄茶赤緑のグラデーションとなって引き立たせている。噴水の池面に映し出され赤いメタセコイアは神秘的な美しさで魅了し訪問者を虜とする。噴水広場の奥では学生の集合写真撮影、グリーンハウスではクリスマスの飾り付けがされていた。この素晴らしい相模原公園のシンボルメタセコイアの美しさもあと数日で見納めとなるかと思へば惜しい気がする。(1412)


















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