意地っ張りでまわりのことが見えてないのに自分の大事なことも伝え損なう雑誌編集者宮本さやかとガウディに憧れる少年の心を忘れない建築士福島慶太のラブストーリー。
大事な相手に大事なこと・感謝をきちんと伝えようというさやかの母の言葉が、割りとシンプルにメインテーマになっています。
父の死ぬ前にも母の病気前にも、そして慶太にも、意地や忙しさで大事なことを伝え損ねたさやかが、雑誌の取材で「恋がかなう花火師」の頑なな心を溶かしていきながら自分も変わっていく様子を軸に、すべてを集めてハッピーエンドに突き進んでいきます。ハッピーエンドが待っていないのは、娘に喧嘩を売れられたまま死んだ父親だけ。こうなるとお父さんが可哀想な感じも・・・。
サグラダ・ファミリア教会前での再遭遇とか、ましてや終盤で明かされる慶太の少年期とさやかのエピソードなんて、小説ですから劇的にというのはわかるけど、やっぱり、世界に人間は100人くらいしかいないのかクラスの無理を感じます。深く考えずに気持ちよく読めればいいじゃんって人向けの都合いいラブロマンス・エンタメです。

志羽竜一 メディアファクトリー 2007年9月21日発行
大事な相手に大事なこと・感謝をきちんと伝えようというさやかの母の言葉が、割りとシンプルにメインテーマになっています。
父の死ぬ前にも母の病気前にも、そして慶太にも、意地や忙しさで大事なことを伝え損ねたさやかが、雑誌の取材で「恋がかなう花火師」の頑なな心を溶かしていきながら自分も変わっていく様子を軸に、すべてを集めてハッピーエンドに突き進んでいきます。ハッピーエンドが待っていないのは、娘に喧嘩を売れられたまま死んだ父親だけ。こうなるとお父さんが可哀想な感じも・・・。
サグラダ・ファミリア教会前での再遭遇とか、ましてや終盤で明かされる慶太の少年期とさやかのエピソードなんて、小説ですから劇的にというのはわかるけど、やっぱり、世界に人間は100人くらいしかいないのかクラスの無理を感じます。深く考えずに気持ちよく読めればいいじゃんって人向けの都合いいラブロマンス・エンタメです。

志羽竜一 メディアファクトリー 2007年9月21日発行