伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

キララ、またも探偵す。

2008-07-06 14:01:35 | 小説
 オタク学生のところに従兄の研究者から超美少女メイドロボット試作品キララがモニターのために送られてきて、何でも言うことを聞くメイドロボット、同級生女性、前作(2007年2月26日の記事で紹介)でキララの活躍で仲良くなった美少女アイドル、グラマーなロボット研究者に囲まれ、オタク学生がもてあそばれながらいい思いをするというアキバ系オタクの妄想全開のミステリー。
 単行本も2冊目になり、ネタも尽きてきたのか、2話目は主人公を同級生女性に変え、ミステリーとしては普通に読んでれば見え見えの展開。まぁ、ミステリーとして読んでいる人は少ないでしょうけど。3話目に至っては、まるっきりポルノ小説。ミステリーとか、探偵とかを装うこともばかばかしい状況です。
 別冊文藝春秋ってこういうの読む人たちが読者層なんでしょうか。


竹本健治 文藝春秋 2008年5月15日発行
コメント
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