公益財団法人日本バドミントン協会監修のバドミントンのルールやストロークの基本、審判のコール等について説明した本。
私がバドミントンをしていた頃(1970年代!)とは、得点方法が大きく変わっています。昔はサーバー側しか得点できませんでしたし、ダブルスでは「セカンドサーブ」もあってサーバー側は2回負けないとサーブ権を失わないというルールでしたが、今はラリーポイント制でレシーバー側もラリーに勝てば得点できるようになりました。バドミントンは他の競技と違って攻撃的なサーブができず、サーバーは有利とは言えません。レシーバーが得点できるとなると、サーバー側にはプレッシャーが大きくなりむしろ負担になります。また、ラリーポイント制になると、ゲームの進行が格段に早くなります。それもあってか、昔は15点ゲームが基本でしたが、今な21点ゲームが基本となっています。そして、サービスのルールでも、昔はインパクト時点でシャトルがウェストより下(ウェストの上で打つと「オーバーウェスト」)、かつ手首より下(手首より上で打つと「オーバーハンド」)でなければなりませんでしたが、今は床から1.15m以下になっているそうです。
ストロークの紹介では、ドロップの打ち方が「カット」と「リバースカット」の2パターンで終わっています(100~103ページ)。これはどちらもラケットの親指側の面でシャトルをカットする(リバースカットは手首を返してその面を体の外側に向ける)ものですが、私たちがやっていた頃にはカットのフォームのまま裏面でカットする(ストレートのフォームでクロスに落とし、クロスのフォームでストレートに落とす)というテクニックを弄していました(決まると快感!)。そういうのは全然紹介されていませんが、やる人いないんでしょうか。

日本バドミントン協会監修 実業之日本社 2021年10月10日発行
私がバドミントンをしていた頃(1970年代!)とは、得点方法が大きく変わっています。昔はサーバー側しか得点できませんでしたし、ダブルスでは「セカンドサーブ」もあってサーバー側は2回負けないとサーブ権を失わないというルールでしたが、今はラリーポイント制でレシーバー側もラリーに勝てば得点できるようになりました。バドミントンは他の競技と違って攻撃的なサーブができず、サーバーは有利とは言えません。レシーバーが得点できるとなると、サーバー側にはプレッシャーが大きくなりむしろ負担になります。また、ラリーポイント制になると、ゲームの進行が格段に早くなります。それもあってか、昔は15点ゲームが基本でしたが、今な21点ゲームが基本となっています。そして、サービスのルールでも、昔はインパクト時点でシャトルがウェストより下(ウェストの上で打つと「オーバーウェスト」)、かつ手首より下(手首より上で打つと「オーバーハンド」)でなければなりませんでしたが、今は床から1.15m以下になっているそうです。
ストロークの紹介では、ドロップの打ち方が「カット」と「リバースカット」の2パターンで終わっています(100~103ページ)。これはどちらもラケットの親指側の面でシャトルをカットする(リバースカットは手首を返してその面を体の外側に向ける)ものですが、私たちがやっていた頃にはカットのフォームのまま裏面でカットする(ストレートのフォームでクロスに落とし、クロスのフォームでストレートに落とす)というテクニックを弄していました(決まると快感!)。そういうのは全然紹介されていませんが、やる人いないんでしょうか。

日本バドミントン協会監修 実業之日本社 2021年10月10日発行