伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

観戦&プレーで役に立つ バドミントンのルール 審判の基本 [改訂新版]

2021-12-29 01:04:29 | 趣味の本・暇つぶし本
 公益財団法人日本バドミントン協会監修のバドミントンのルールやストロークの基本、審判のコール等について説明した本。
 私がバドミントンをしていた頃(1970年代!)とは、得点方法が大きく変わっています。昔はサーバー側しか得点できませんでしたし、ダブルスでは「セカンドサーブ」もあってサーバー側は2回負けないとサーブ権を失わないというルールでしたが、今はラリーポイント制でレシーバー側もラリーに勝てば得点できるようになりました。バドミントンは他の競技と違って攻撃的なサーブができず、サーバーは有利とは言えません。レシーバーが得点できるとなると、サーバー側にはプレッシャーが大きくなりむしろ負担になります。また、ラリーポイント制になると、ゲームの進行が格段に早くなります。それもあってか、昔は15点ゲームが基本でしたが、今な21点ゲームが基本となっています。そして、サービスのルールでも、昔はインパクト時点でシャトルがウェストより下(ウェストの上で打つと「オーバーウェスト」)、かつ手首より下(手首より上で打つと「オーバーハンド」)でなければなりませんでしたが、今は床から1.15m以下になっているそうです。
 ストロークの紹介では、ドロップの打ち方が「カット」と「リバースカット」の2パターンで終わっています(100~103ページ)。これはどちらもラケットの親指側の面でシャトルをカットする(リバースカットは手首を返してその面を体の外側に向ける)ものですが、私たちがやっていた頃にはカットのフォームのまま裏面でカットする(ストレートのフォームでクロスに落とし、クロスのフォームでストレートに落とす)というテクニックを弄していました(決まると快感!)。そういうのは全然紹介されていませんが、やる人いないんでしょうか。


日本バドミントン協会監修 実業之日本社 2021年10月10日発行
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする