パリ大学で19世紀フランス美術史を学び、そのままパリでゴッホとゴーギャンの関係での博士論文をものにしようと、パリの小規模のオークション会社「キャビネ・ド・キュリオジテ」(通称CDC)に勤める37歳の高遠冴が、フィンセント・ファン・ゴッホの腹部を撃ち抜いたリボルバーだとして持ち込まれた拳銃を調査するという設定で、ゴッホとゴーギャンの関係、ゴッホの死の真相を推理するというミステリー小説。
史実についてはわかりませんが、さまざまな資料・文献が引用され、作者のゴッホとゴーギャンへの愛情が感じられます。ゴッホとゴーギャンの絵に、これまでとは違う価値を感じられる、これまでとは違う見方ができるように思えるのが収穫だと感じました。
原田マハ 幻冬舎文庫 2023年7月10日発行(単行本は2021年5月)
史実についてはわかりませんが、さまざまな資料・文献が引用され、作者のゴッホとゴーギャンへの愛情が感じられます。ゴッホとゴーギャンの絵に、これまでとは違う価値を感じられる、これまでとは違う見方ができるように思えるのが収穫だと感じました。
原田マハ 幻冬舎文庫 2023年7月10日発行(単行本は2021年5月)
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