Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日の就寝前に、何となく‥

2016年05月24日 22時25分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 最近はブラームスにご無沙汰をして、モーツアルとのピアノソナタばかりを聴いている。いつもの癖である。誰かの曲を聴き始めたり、誰かの本を読み始めたらその人の作品ばかりを読み始める。念入りに読み込むということをしないで、わからないところなどはさっさと読み飛ばして次に行く。じっくり腰を据えて聴いたり、読みこんだりしない。何となく全体の印象がおぼろ気に出来上がればそれで満足する。悪い癖でもある。
 何かの専門家になることのできない性格でもあると思っている。

 このブログにさまざまな印象を記載するようになって、それなりに頭の中は整理できるようになってきたように感じている。印象を記載するということに面白味がある。あまり気負いすぎない方が整理しやすいということもわかってきた。
 そして生真面目に原稿用紙に向かうよりも、ワープロソフトの画面に向かって片意地張らずに書き続けることの方が楽である。校正も書き直しも、付け加えも簡単にできる。
 今、宿題として頭の中でどうにかしたいと思っているのが、高島野十郎の展覧会の感想。2回ほど書いて思考が停止している。
 2010年の時の印象はすぐにかけた。今回ははじめにたてた「戦争をどのように潜り抜けたのか」という視点があまり意味の無いこだわりのように思えてきた。次の視点を探り始めてそのままになっている。頭の中で引っ掛っているものは早く出してしまいたいのだが‥

モーツアルト「ピアノソナタ#1、#14、#17、幻想曲K.475」

2016年05月24日 21時23分37秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 私は第17番、第14番は好みの曲である。同時にここに収録されている幻想曲K.475もまた印象深い曲である。
 #17は1789年モーツアルト33歳、最後のピアノソナタである。こじんまりとした感じがいい。
 #14は劇的な効果を狙った曲とも云われている。第1楽章と第3楽章の間の、長い第2楽章の静かな消え入るような楽想が印象的である。第3楽章は明るい動機とこもるような動機が交互に奏でられる特徴的な印象的である。どこか実験的な曲でもある。
 また幻想曲K.475の人間の意識下に下降していくような感じが私はとても気に入っている。

 このCDでも内田光子の文章が掲載されている。
「人間の内にある時間と空間の感覚は外の世界と別の次元に存在するようである。音楽の空間は人間の内に語りかける。時代が移り、思想や生活様式が変わり、和声の常識がくずされ外部からの刺激がますます強くなっても、音楽は人の内と語り合って生きていく。」

   

さるびあ丸と満月

2016年05月24日 08時14分40秒 | 日記風&ささやかな思索・批評


 昨日竹芝桟橋で月を撮影した時に停泊していた船の名を記さなかったが、写真に撮っていた。さるびあ丸と記されていた。
 比較的うまく撮れているのにこの写真に気がつかなかった。
 東京-伊豆大島-神津島と、東京-八丈島で使われているとのこと。東海汽船の所有で現在の「さるびあ丸」は、1992年に就航した2代目。800余の客席があると記載されていた。

 夜の荷物の積み下ろし作業風景というのはなんとなく懐かしく思う。昔、小学校低学年の時に青函連絡船に乗って青森-函館を往復したことが何度かある。あの時、不確かな記憶だが、夜に乗船した記憶がある。
 夜間の荷の積み下ろし、夜間に乗船した記憶‥船に関するすべてといってもいい記憶が不確かな闇の向こうに横たわっている。
 私の成長期以降の記憶からは船の存在は実に小さい。船よりも陸路、さらに空路を利用し、ウオーターフロントからも直接には縁遠い暮らしをしてきた。横浜という港町に住んでいるにもかかわらず。


 本日は昨日に続いて気温が高いらしいが、雲が多いとの予報となっている。横浜は昨日はかろうじて30℃にとどかなかった。本日も予報は29℃。本日は午前中から夕方まで外出。