Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「芸術新潮」6月号

2016年05月26日 23時08分17秒 | 読書
   

 キリスト教の旧約聖書はとても理解が出来ない話が多い。私などにはとても理解できない神の行動や判断、あるいはそれに翻弄される人間の戸惑いや行動が克明に、そしてエロティックに、暴力的に・極めて残忍に描かれてきた。ここの部分はなかなか西洋の歴史や社会の内部にいないと理解できない。あるいはそのような「内部」にいても理解できない途惑いを描いているようにも思える。。
 しかし一方で、神の存在による人間社会への強い規範にも拘わらず存在する人間相互の不信と悪意・裏切り・奸計‥、さらにそれにも翻弄される人々を、旧約聖書のエピソードを縁としてさまざまに描かれてきた。こちらは私から見れば、「人間社会一般」に普遍的なものとして共感できるものがたっぷりある。西洋の近代化が全地球的に普遍化し、ユーラシア大陸の東端の列島をも覆った現代の社会結果でもある。
 こんなことを思いながら、芸術新潮6月号の「仁義なき聖書ものがたり-旧約聖書ヴァイオレンス・ガイド-」に目をとおした。
 さらに付け加えるならば、旧約聖書の世界よりも新約聖書の世界はやはり身近である。

 特集記事以外の記事に今晩は目をとおして就寝、の予定。

本日からの講座は「平家物語のこころに親しむ その10」

2016年05月26日 18時41分23秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日からの講座は、「平家物語のこころに親しむ その10」(講師:鈴木彰立教大学教授)。
初回の今日は覚一本巻3の重盛の追悼説話から平家物語の虚構が「史実」とされることを題材に「文学」の受け取られ方、読まれ方について言及があった。
 
「平家物語のやさしい読み方」と交互に行われることになる。

 本日は昨日の疲れから、半分ほど夢の中で聞いたようだ。もったいないような気にもなったが、眠気には勝てなかった。恥ずかしいような気分でもある。

 お昼はおにぎりをビル風に吹かれながら、帆船日本丸をのぞむ階段で食べた後、喫茶展でボーっとしていた。歩いて横浜駅まで戻って、芸術新潮6月号とNewton7月号を購入して帰宅。
 先ほどまでまたうつらうつらとしていた。飲み過ぎはやはり体に良くない。回復が昔より遅くなっている。



芸術新潮6月号&Newton7月号

2016年05月26日 16時27分43秒 | 読書
   

 本日の講座終了後、書店で芸術新潮6月号(1439円)とNewton7月号(1199円)を購入。
 2冊同時というのはチョイと財布につらい。若冲展の入場と図録代がかからなかったので思い切って購入した。
 日経サイエンス7月号も熊本地震の特集なので購入したいと思っているが、本日はこの二冊にとどめた。

 しかしオジサンとしてはこの芸術新潮はレジまで運ぶのはなかなか勇気がいる。本日はこの2冊に眼を通したい。