病院１４日目 院内散歩

友人が帰ったのち、点滴が外れたので、院内をぐるぐる回り、３６００歩ほど。といっても小股でゆっくりなので、実質は１０００歩ほど。

本日の読書は、「セザンヌ物語」の第６節「セザンヌとパースペクティブ」、第７節「ピサロの傍で」。約４割を読み終わったことになる。
入院中の読了は少し難しそう。
文体にも慣れ、セザンヌ鑑賞の核心に近付いている気配。

病院１４日目 点滴終了

友人が二人も来てくれた。感謝。こちらの病状の報告をしながら、お互いの近況報告など三人でたのしく会話。
友人が来る前の１１時に、点滴が終了したことも重なり、とてもスッキリした気分であった。

血をさらさらにするワーファリンの服用でその効果が出てきたということで、併用していたヘパリンの点滴を終了。
数日様子見ということらしい。血栓が溶けていることは確実らしいが、どの程度溶けて解消しているかは不明。再度造影剤を投与してＣＴ検査をしなくてはいけないが
造影剤の副作用等も考慮する必要があるとのことである。

血栓そのものが出来た原因はまだ断定はできていない。明後日、ＭＲＩ検査とその結果の解析が次の一歩である。

点滴が終わり管が無くなったので、管が折れたり、潰れたりしないよう気を使わないですむ。良く眠れそうである。便所に行くのも楽。院内を歩いてバッテリー切れを心配することからも解放された。

病院１４日目 本日より全粥

今朝から食事は全粥。

全粥小丼１杯
玉葱と大根の味噌汁
ケチャップ付のオムレツ
キャベツのソテー
大根と人参の含め煮
牛乳

野菜に初めてキャベツと少量とはいえ玉葱が登場。ケチャップは袋入りで多め。
野菜はここまで火を通したものばかり。そろそろ生野菜が欲しいところ。さらに野菜の種類も限られている。
茄子、ピーマン、キュウリ、ほうれん草、ゴボウ、葱、茸類、海藻などが欲しいところ。普通食にならないと無理かもしれない。

採血の後、朝のうちにシャワー。さっぱりした。
全粥移行にともない、点滴は血をさらさらにするヘパリンのみになった。それも服薬のワーファリンが聞き始めたとのことで量が１割減。

午後には友人が面会に来てくれる。ありがたい。