寒い一日となった。午後から近くの駅まで遠回りで歩いてみた。往復8000歩余りの少し早めの散歩。寒さに身をすくめて歩いたので、景色は頭に残っていない。
訪れたスーパーはいつもと変わらぬ人出。駅の出入り口もいつもと変わらぬ人の流れだったように思う。
少し離れた別のスーパーも訪れ、上の階にある電気店や百円ショップ、書店を一回りしてから帰宅した。特に買うものもなく、書店でも興味を引くような新しい書籍は見つからなかった。
★小寒にことば尖りぬ机越し 菅原 涼
★小寒の曇る眼鏡を手に会話 庄司たけし
★小寒や埃鎮めの夜の雨 松崎鉄之介
久しぶりに俳句を探してみた。5日から寒の入り、小寒である。寒の入りとともに寒さも深まり、人もあわただしくなってくる。あわただしいのは年末だけではない。年度末を控え、商売も、買う人も殺気立ってくる。寒さは人をとげとげしくする。小寒という季節がそれに追い打ちをかける。
関東地方は乾燥と強風が続き、そろそろ一雨が欲しいころである。