Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

阿蘇山の小規模噴火

2016年04月16日 10時31分51秒 | 天気と自然災害
 熊本県の阿蘇山が小規模噴火した。気象庁は「一連の地震とは直接関連がないとみている」としている。
http://this.kiji.is/93867858048270345
 10時過ぎのNHKの放送では気象庁の見解は「一連の地震との関係はわからない」と報道している。これについては気象庁の早急な見解発表と、マスコミのキチンとした取材、的確な報道が求められるとおもう。

「熊本地震」について(第8報)

2016年04月16日 10時22分20秒 | 天気と自然災害
 深夜1時25分の震度6強の地震はマグニチュードが7.1から7.3になった。マグニチュードの値で0.2の違いはエネルギーの差は2倍にもなる。
 また、14日の地震(M6.5)と比較すると10倍~20倍という大きなエネルギーが放出されたことになる。
【地震が発するエネルギーの大きさをE、マグニチュードをMとすると、log_{10} E = 4.8 + 1.5 Mであるから、マグニチュードで1の差はエネルギーとして31.6倍、2の差は1000倍、0.2の差はエネルギーでは約2倍。】

 NHKのニュースでは1時25分の地震以降11名が死亡と報道している。
また南阿蘇村で大規模な土砂崩れ・斜面崩壊が発生し、阿蘇大橋、鉄道線路敷、道路が崩壊している。明日からは強い雨の予報が出ているが、土砂災害の拡大が心配される。さらに農業用ため池のダム(堤防?)の決壊も報道されている。

「平成28年(2016年)熊本地震」について(第8報) 報道発表日 平成28年4月16日
本文 地震の概要 4月14日21時26分以降に発生した震度6弱以上を観測した地震
発生時刻  震央地名     マグニチュード   最大震度
21時26分 熊本県熊本地方    6.5        7
22時07分 熊本県熊本地方    5.7        6弱
00時03分 熊本県熊本地方    6.4        6強
01時25分 熊本県熊本地方    7.3        6強
01時46分 熊本県熊本地方    6.0        6弱
03時55分 熊本県阿蘇地方    5.8        6強
○ 防災上の留意事項
 熊本県から大分県にかけて地震活動が活発化しています。揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、身の安全を図ってください。
○ 地震活動の状況
 14日21時26分の地震以降、16日07時00分現在、震度1以上を観測する地震が213回発生しています(震度7:1回、震度6強:3回、震度6弱:2回、震度5強:1回、震度5弱:3回、震度4:36回、震度3:50回、震度2:73回、震度1:44回)。
※地震回数は速報値で、後日の調査で変更になることがあります。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先 気象庁地震津波監視課
本文→【http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/16b/201604160730.html
資料→【http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/16b/kaisetsu201604160730.pdf


震源域が移動しているのか

2016年04月16日 03時34分24秒 | 天気と自然災害
14日のM6.5の震源とは別の断層とNHKの報道があった。
先程は阿蘇市を中心とした震度5強の地震が発生。
その前には大分県でも震度4。震源域の移動・広域化なのか。連動・連鎖なのか。
気象庁の予想を超えた展開のような気がする。

こうなると阿蘇山域での土砂災害の警戒、火山観測への注目も必要になって来たのではないだろうか。

川内原発は稼働継続という判断だが・・・。
伊方原発も大分の目の前である。

熊本で震度6強(M7.1)、津波注意報は解除

2016年04月16日 02時43分17秒 | 天気と自然災害
 気象庁によると16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方で震度6強を観測する地震が発生。震源は熊本県熊本地方で、震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は推定7・1。気象庁は有明海、八代海沿岸に津波注意報を発令。



 被害がこれまでよりさらに拡大の報道がある。津波は1メートルを記録か?
 津波注意報は解除になった。
 余震もひどいようだ。震度6弱の余震が2回も起きているる。
 揺れた範囲も関東地方まで広がっている。
 落橋の情報もあるようだ。

 別府でも震度6弱で被害の報道もあるようだ。

 横浜では中区の一か所だけに震度1の表示が出ているが、震源から横浜よりも遠い隣の川崎市の方が震度1でも観測地点が多い。


関内桜通り

2016年04月15日 20時54分38秒 | 山行・旅行・散策
 八重桜の街路樹で有名な関内桜通りを妻と見に行った。だいぶ咲いていてそろそろ散り始めるころに差し掛かっている。明日あたりが散り始めであろうか。見頃のようだ。日曜日は雨で、月曜日も天気はあまり良くないらしい。狙い目は明日と思われる。
 例年この桜を見に行っている。500mに満たない距離ではあるが、見ごたえはある。

                                                

気象庁による「熊本地震(第5報)」

2016年04月15日 12時18分05秒 | 天気と自然災害
「平成28年(2016年)熊本地震」について(第5報) 報道発表日 平成28年4月15日

地震の概要 検知日時 (最初に地震を検知した時刻) 4月14日21時26分
      発生日時 (地震が発生した時刻) 4月14日21時26分
      マグニチュード 6.5(暫定値; 速報値6.4から更新)
      場所および深さ 熊本県熊本地方、深さ11km(暫定値;速報値約10kmから更新)
      発震機構 南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型(速報)
震度 【最大震度7】熊本県益城町で震度7、玉名市、西原村、宇城市、熊本市で震度6弱を観測したほか、中部地方の一部から九州地方にかけて震度5強~1を観測しました。
○ 防災上の留意事項
 この地震による余震が多数発生しています。揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているおそれがありますので、今後の余震活動や降雨の状況に十分注意してください。
○ 余震活動の状況
 15日00時03分には、熊本県宇城市で最大震度6強を観測する余震(M6.4、暫定値)が発生しました。15日10時00分現在、震度1以上を観測する余震が123回発生しています(震度6強1回、震度6弱:1回、震度5弱:2回、震度4:16回、震度3:21回、震度2:49回、震度1:33回)。
※余震回数は速報値で、後日の調査で変更になることがあります。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先   気象庁地震津波監視課

本文→【http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/15f/201604151030.html
資料→【http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/15f/kaisetsu201604151030.pdf

 とても余震が多い地震であることが資料からも見て取れる。資料で余震域を見ると本震(M6.5)と震度6強(M6.4)を出した震源域は南西に5キロ程ずれているとのこと。ふたつの大きな地震が連続して起こったように見える。二つの関連性やメカニズムはどうなっているのだろうか。

熊本の地震被害

2016年04月15日 10時54分27秒 | 天気と自然災害
 熊本の地震被害、残念ながら亡くなった方が9名と発表されている。せめてこれ以上増えないことを祈りたい。

 私はがけ崩れや地すべり・ダムの損傷を心配している。小規模なものでも人的被害は出る恐れがある。今のところ大規模な山体崩壊などは報告されていない。上空からの探査をしているという報道もなされていない。報道の関心がそちらにないというのも残念だが、行政側の対応が後手にならないことを祈りたい。目の前の被災者への対応で混乱しているのはやむを得ないと思うが、明日以降天候は悪くなる。強い雨は地すべり、土砂崩れの引き金になり得る。


もう悪質極まりない流言飛語が‥

2016年04月15日 02時29分52秒 | 天気と自然災害
 「熊本で県外ナンバーは窃盗集団」「朝鮮人が井戸に毒」「阿蘇山が噴火する」などという悪質なツィートが発信されている。特に前二者には吐き気を催す。
 また阿蘇山については気象庁が「今のところ変化はない」と言明しているし、観測装置に異常はきたしたという情報もない。
 どうしてこうも根拠のないことを発信したり、それを真に受けているのだろうか。その人の見識が問われる。悪意がひどい。

【https://twitter.com/cracjp/status/720651986425683970】
【https://twitter.com/sinwanohate/status/720650731598929921】
【https://twitter.com/kobiwa_net/status/720624780878045189】

残念ながら亡くなった方が‥

2016年04月15日 00時58分41秒 | 天気と自然災害
NHK生活・防災 @nhk_seikatsu
【地震で搬送の患者1人死亡 熊本赤十字病院】
熊本市東区にある熊本赤十字病院によりますと地震でけがをして運ばれてきた患者1人が死亡したということです。熊本赤十字病院では、これまでに死亡した人を含めて89人がけがなどで手当を受けこのうち7人重傷だということです。#jishin
→【http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/14a/201604142330.html


熊本の地震についての気象庁の報道発表

2016年04月14日 23時55分41秒 | 天気と自然災害
平成28年4月14日21時26分頃の熊本県熊本地方の地震について
報道発表日  平成28年4月14日

地震の概要 検知日時  (最初に地震を検知した時刻) 4月14日21時26分
      発生日時  (地震が発生した時刻) 4月14日21時26分
      マグニチュード 6.5(暫定値; 速報値6.4から更新)
場所および深さ 熊本県熊本地方、深さ11km(暫定値;速報値約10kmから更新)
発震機構 南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型(速報)
震度 【最大震度7】熊本県益城町で震度7、玉名市、西原村、宇城市、熊本市で震度6弱を観測したほか、中部地方の一部から九州地方にかけて震度5強~1を観測しました。
○ 防災上の留意事項
 この地震による津波の心配はありません。揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているおそれがありますので、今後の余震活動や降雨の状況に十分注意してください。
○ 余震活動の状況
 14日23時10分現在、震度3以上を観測する余震が14回発生しています。
(震度6弱:1回、震度5弱:1回、震度4:7回、震度3:5回)
○ 長周期地震動の状況
 熊本県熊本では、長周期地震動階級3を観測した地域があります。これらの地域の高層ビルの高層階では、立っていることが困難になる、固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがあるなどの相当に大きな揺れになった可能性があります。
○ 緊急地震速報の発表状況
 この地震に対し、地震検知から3.8秒後の21時26分42.5秒に緊急地震速報(警報)を発表しました。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先 気象庁地震津波監視課 電話03-3284-1743

→【http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/14a/201604142330.html

腰のダルさがぶり返した

2016年04月14日 23時21分57秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は腰のダルさが強くなっている。15時ころ歩いて整形外科に向かった。途中で靴の紐を直そうとして前かがみになったとき、微かに痛みがあった。背を伸ばすときにはゆっくりと腰を伸ばした。いつもの治療を行った後、歩いて帰る気力が失せてバスで帰ってきた。
 夕食後仕事をこなしたのち、すぐに寝ようとしたところで、熊本の震度7の地震の情報がもたらされた。腰の痛みは原因となった事象から2日~3日位に症状が出るという。やはり仙台の往復が影響したかもしれない。しかしこれはやむを得ない。
 ベッドに入ってもニュースを聴きつづける。


緊急災害時ほど冷静な観察で確かな情報を見極める力が問われる

2016年04月14日 23時10分55秒 | 天気と自然災害
 熊本の震度7、夜なので被害の様子はなかなかわからないが、益城町では倒壊や火災もすでに報道されている。山間部の斜面の崩壊等による建物や人的な被害が想定される。また道路・鉄道などの寸断も予想される。

 余震も頻繁に起きている。建物の倒壊やがけ崩れがこの余震で拡大することもおおいにあり得る。
 同時に不確かな情報を、確かめもせず、思い込みだけで拡散することはとても怖いものがある。こういう時程、冷静な観察力で確かな情報を見極めることと、自分の眼で判断することに心掛けたいものである。

 地震のひどかった地域では、けが人や火災の情報が次第に多くなってきている。また22時の時点で1万6千世帯で停電の情報。これは救護活動におおきな支障となる。
 ガス漏れ、水道管の破裂の報告もあるようだ。

 今回はとても余震が大きく、そして多い。これはとても危険だと思われる。



熊本で震度7

2016年04月14日 21時41分10秒 | 天気と自然災害
建物の倒壊・被害、がけ崩れ、人的被害が予想される震度である。
津波の恐れはないとのこと。

浅い地震。

21時26分発生。震源の深さは約10キロ、地震の規模マグニチュード6.4と推定。

震度5以上はつぎのとおり。

熊本県  震度7  益城町宮園*
     震度6弱 玉名市天水町* 西原村小森* 宇城市松橋町
          宇城市不知火町* 宇城市小川町* 宇城市豊野町*
          熊本東区佐土原* 熊本西区春日 熊本南区城南町*
          熊本南区富合町*
     震度5強 玉名市横島町* 菊池市旭志* 宇土市浦田町*
          大津町大津* 菊陽町久保田* 御船町御船*
          熊本美里町永富* 熊本美里町馬場*
          山都町下馬尾* 氷川町島地* 合志市竹迫*
          熊本中央区大江* 熊本北区植木町*
     震度5弱 熊本高森町高森* 阿蘇市内牧* 南阿蘇村吉田*
          南阿蘇村河陽* 八代市平山新町 八代市松江城町*
          八代市千丁町* 八代市鏡町* 菊池市泗水町*
          長洲町長洲* 大津町引水* 甲佐町豊内*
          氷川町宮原* 合志市御代志* 和水町江田*
          上天草市大矢野町 上天草市松島町*
          天草市五和町*
 [震度5弱以上と考えられるが現在震度を入手していない観測点]
       嘉島町上島*
宮崎県  震度5弱 椎葉村下福良*

http://www.jma.go.jp/jp/quake/

 東京で21時過ぎに地震があり、私の澄んでいるところは震度1であった。その後テレビを見ていた妻から「緊急地震速報だ」と教えられ、ビックリしてテレビを見に行った。
 NHKの画面では固定カメラが大きく揺れて、回転してしまっていた。




手向けの曲はブラームス「チェロソナタ第1番第1楽章」

2016年04月14日 21時32分49秒 | 読書
 ブラームスのチェロソナタ第2番を聴いたが、気分的にはちょっと違うような気がして、10日の日に聴いた第1番の第1楽章を聴いている。
 この第1楽章だけは何回も聴いている。静かな内省的な雰囲気の曲である。友人への手向けの曲としてはいいかもしれない。情熱的で晴れやかな気分ではないので、この曲を先ほどから何回も聴いている。
 手向けの曲といっても、彼がこの曲を気に入ってくれる自信はない。私が偲ぶきっかけとするために聴いているに過ぎないかもしれない。

 このチェロソナタに先行して「ドイツレクイエム」がつくられており、レクイエム的な雰囲気を私はこの曲の基調に感じ取っている。それが一番わかるのは3年かけて作られたこの曲で最初に完成した第1楽章である。そしてレクイエムはこの曲の完成から3年後である。並行して作られた曲では弦楽六重奏曲第2番やホルン三重奏曲などの優れた室内楽曲がある。




友人の死と、雨の夜の想念

2016年04月14日 10時26分23秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 一晩中雨が降っていたようだ。珍しく12時前にお風呂に入ると、静かな雨の音に気がついた。雨が強すぎると排気筒の金属にあたる音がうるさいのだが、昨晩はツツジの新芽にあたる音が柔らかく遠慮がちな音をたてていた。強風注意報が出ているにもかかわらず風はほとんどなく、雨の音だけが湿気のある空気を潜り抜け、細く開けた窓の隙間から忍び込んできている。風呂の温度は醒めかかって来ていたが、雨の音に浸っていたかったので追い炊きはしなかった。ガスに点火すると釜の音が、雨の音を消してしまう。想念を掻きまわされてしまう。
 雨の音に浸りながら、自分が書いた追悼文を吟味してみた。文章というのは書いてから頭の中で反芻すると、誤字も脱字も、そして構成や、発送そのものも対象化できる。出来立ての字面をいくら追っても、誤字ひとつ見つけられない。
 いつの間にか、自分の書いた追悼文のことは頭から離れ、吉崎さんとの思い出を軸に、この半世紀近くの自分の所業を、眺めていた。考えていた、というより眺めていたという言葉の方がしっくりとする。自分の経験したことを客観的に眺めていたというほどの検証能力はない。画像をスライド形式で次々に見ているようにいくつかの場面が繰り返しあらわれてきた。
 政治的な課題や、労働運動の全国的な課題に必要以上に背を向け、ひたすら職場課題に固執していた時期には、背中についているアンテナでひょっとしたら仙台時代の友人たちのことを考えながら、同時代性というものを探ったいたかもしれないと思い当たった。
 いろいろな回路を抱えて人生のさまざまな場面で格闘していると思われる、吉崎さんをはじめかつての多くの友人の存在がなければ、私は職場課題への固執に耐えられなかったかもしれない。
 そういった意味での友人というのはとても得難い友人であることを、この歳になってしみじみと実感する。

 雨は朝5時過ぎにいったん目覚めた時も静かに降っていた。寝室の窓のガラス越しにもその音を感じた。7時過ぎに再度目覚めた時はすでに、団地の朝の生活音でかき消されていた。雨そのものも弱くなっていた。

 友人の死を契機とした想念を少しずつ踏み固めながら、自分の死も忘れ勝ちな日常にゆっくりといつの間にか戻っていくことになる。