悪くない。でも、ありきたりの韓流ラブストーリーかな、と思っていたら、大きなトリックもあり、でもこれはなかなか面白い。
なるほど、と感心する。この部分だけが斬新で面白く、後は平板ではある。
チェ・ジウは大きな映画の画面では、演技の幅の小ささが目立つ。テレビと同じ表情をしても映画では逆に欠点に見える。
チョ・ハンソンは今売出し中だが、まあルックスもいいし、伸びるんじゃあないでしょうか、、。
それにして . . . 本文を読む
演劇好きであればでれっと感嘆してしまうぐらいいい出来のミュージカル映画だ。
時代の背景を映像の隅々までに散らばせた心憎い美術、映像。驚くことに俳優まで、当事の雰囲気を匂わせている。現代的な俳優を一人だって使っていないのだ。これがうまいと言うか、すごい。1950年頃の映画をそのままタイムスリップして現代によみがえらせたような感じなのだ。
ネイサン・レイン の歌声。伸びのある声には感心してしまう。みん . . . 本文を読む
結構緻密な映像で、映画的にも楽しめました。俳優陣もよく、演技、演出、撮影も一流である。
以下、ネタバレ。
評価を下げたのは、やはりラストのジェット・リー の茶に入っていた毒の件である。
どうもこれがマンガになってしまい、嘘っぽい。これじゃ今までのドラマとしての重みが崩れ去ってしまう。軽すぎる。
事実がそうであったのなら仕方がないが、いくらなんでもあれじゃずっこけるでしょう。
ジェット・リー 、良か . . . 本文を読む
韓国映画にしては西洋人がかなり出てくるので、毛色の変わったお金のかけた映画だということが分かってくる。
でもこの映画、結構不満も多い。
主役がチャン・ドンゴンらしいが、役的にはイ・ジョンジェが主役であること。そのため、観客の視点が2人に分散されること。
これほどのヒューマニズム的なテーマをもっていながら、映画的に悪役が存在しないから、感動度が盛り上がらないこと。
あれほど愛しい姉を殺めた後、その後 . . . 本文を読む