スピルバーグを素直に褒めていい作品。
黒人世界の中でも、男が女を奴隷扱いすることが存在する。
その上、白人から完全に社会的にも生活的にも屈辱的な差別を強いられる。この描写はさすが鋭い。映像もゆったりで落ち着いている。まさに映画だ。
しかし、このスピルバーグの視点は今から考えても、アメリカ社会から冷たい目を浴びたんだろうなあ。なぜ彼がこの映画を作らなければならなかったのか、この一点が不可解だ。
白人 . . . 本文を読む
死んだ人間と交信ができるというSFめいたサイコ風ドラマだ。その内訳のわからない展開になってしまうが、少々アクション風だったのが欠点かな。死者の思いというものをもっと違った形で表現できればかなりで気のいいドラマになったと思うが、謎というのも少しだけだし、何が言いたかったのか分からんドラマにしちゃったのは、脚本に問題があるのかもしれない。B級といってももっと丁寧に作ってほしいです。
相手役のデボラ・カ . . . 本文を読む
ホラーだと思って見に行ったら単なるへなちょこアクション映画だった。
これがなぜ30年前のルーマニアでの出来事なのか、意味づけもはっきりしないままただ数人の生き残りの感想で終わるなんて、あまりにあまり。あ、そうか、30年技術的に遅れているということであるならば、理解はできるが、、。
現代の映画として成り立つにはあまりに幼稚すぎるのです。低予算だからといって済まされないものがありすぎる。
観客を甘く見 . . . 本文を読む