何か台湾映画を見ているような強烈な青春映画といったイメージが強い。不思議なんだ。韓国映画のような感じがしない。何故だろうか、、。
色調がまず荒いということがある。クリアじゃないところがこの映画の青春というテーマを強く出している。でも何と言っても明日のない若者のもがき、悲しみ、それでも連帯感で繋ごうとする青春独特のありざまが何のてらいもなく描かれており、秀逸だ。こういう韓国映画もあるのだと感心。
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ハチャメチャな激辛ラブコメ&極道ものであります。なかなか面白く作ってあるが、何か見たことがあるような、二番煎じ的なイメージが付きまといます。
ま、こういう代物はセンスが一番大事なんだけど、ちょっとそれが欠けるでしょうか、、。
ヒロインに華がないのがそれに追い討ちをかけますね。まあ、でも娯楽映画としては十分楽しめるし、ドタバタも楽しめます。水準の出来でしょうか、、。
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ある意味、少々衝撃的な題材ではあるが、暖かい内容なのである。高校生になってまだ母親を慕う、その心根に驚くが、現代ではこのような気の毒な子供も多いということなのだろう、、。
まあ、僕たちの世代ではこういう種類の葛藤は思春期までに卒業してしまっていた感じもあるが、やはり現代の子供は親が子供であるからにして、その影響もあるのだろうか、、。
映画では演出が少々性急で、練られていない部分もあり、テーマが拡散 . . . 本文を読む
人間って、高尚でもなく、俗っぽいんだけれども相手を求めていく存在であるし、何気ない日常の中にこそ人生のすべてがあるとでもいっているような、死が全編を包んではいるものの、アルトマンそのものの排気ガスむんむんのさわやかな映画だ。
そのセンスの良さは圧倒的で、もう一度じっくり見たいなあ。細かい部分までよく計算されており感心しちゃいました。
特に俳優陣がアルトマンへのオマージュに溢れててみんなすこぶる歌唱 . . . 本文を読む
今や珍しき時代劇で、これは世に言う世話物とでもいうべき話で、よくある下町ものですなあ。
そんな通俗的な内容も、CGで江戸をうまく描写しており、芸達者な俳優をそろえているので、見所は十分。現代の世の中でいいことがあまりにないのでこういう時代物は見ていてほっとさせられます。
演出もじっくり描いているのは好感が持てるが、中谷美紀が祝言してから少々豹変する部分など、訝しがるところもあるが、まあ許せる範囲。 . . . 本文を読む