セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 92本、 演劇 70本

現金に体を張れ (1956/米)(スタンリー・キューブリック) 90点

2007-04-23 22:58:32 | 映画遍歴
細部にまで目を凝らした完璧というぐらい見事なクライム映画の金字塔。何より会話のエスプリの見事なこと。アメリカでは通常の人たちが昔は本当にこれほどの高級な会話を交わしていたのかと目を見張るばかりの面白さ。 登場人物の多さもうまく捌いているし、一人一人の描写も舌を巻くほどうまい演出。ラストの札束の乱舞は驚きを超えてうっとりと美しさまで感じてしまった。娯楽映画としてはすでに完璧の出来ですね。 . . . 本文を読む
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