現代映画の水準からかなり置いてけぼりを食っているような映画でした。演出力、キャスティング、カメラワークすべてにおいて物足りなく思いました。救いは【鳥肌実】の相変わらずの不気味さと【小島可奈子】の艶っぽさのみ。 . . . 本文を読む
映像、演出、演技とも思ったより水準以上でじっくり見せてくれる。安土城のCGは仕方ないとしても、エキストラを駆使してのダイナミックさも伝わり映画料金的に損はないと言える作品となっている。
時代劇としては珍しい、建築にまつわる企業もので、いわばNHKの巧みプロジェクトものなんですね。吹き抜けは炎に弱いなんて、わざわざ他社の模型を燃やしてまで目立たせなくとも、一言言えば済むものを、なんて後で思ったが、 . . . 本文を読む
今週は休日出勤をしたこともあり、水曜日に映画のハシゴをしようと思っていた。1件目は梅田ブルグ7で「孫文」を。かなりガラスキでレディースデイなるものは特に感じなかった。しかし封切り後かなりたっている「ハリポタ」に女子学生と思える人たちが結構いたので不思議だとはその時思っていた。
食事後テアトル梅田の「クララ・シューマン/愛の協奏曲」に行く。午後2時過ぎごろだったが、いつもがらがらのテアトルが立ち見 . . . 本文を読む
人間の奥底に漂う疑惑という概念より、俳優たちの火花のような演技を見る映画だろうか、構成が舞台劇的でシンプルということもありどうしても関心がそこに行ってしまう。
たまたまカトリック教会が舞台だということもあるが、こういう疑惑というものはわれわれ日常世界にたんとうずくまっている。夫婦間の会話におけるそれ、会社のちょっとした仕事上のミス等々私たちは日常的な疑惑に囲まれながら生活をしているのである。
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