連作にはなっているけれど、一応恋愛小説なんですね。もちろん石持のことだからミステリーの味つけが十分各編効いているけれど、それでも楽しいさわやかでうらやましい美しい恋愛小説であることには変わらない。
日常にそこらに転がっている謎。でも真理はただ一つなんだ。そんな日常さわやかミステリーというべき本が最近増えているけれど、石持作品はどこか他の作家とは一線を画している。
中でも僕は父親が中学生の女の子 . . . 本文を読む
映像は、というより画面は粒子が粗く、そこらのビデオテープより暗く鮮明度は低い。でもそんな映像に慣れてくると演劇集団の個性を楽しむことができる。
一応この映画はやくざという職業から派生する様々なエピソードを組み立てて作ったものだが、その映画作風といい、演出方法といい、とても自由奔放である。ある意味、ハートウォーミング映画と対照的な映画でもあるが、やはりこれはこれで面白い。
俳優の演技を見るのか、 . . . 本文を読む
韓国では無期懲役刑というのはその名前通り一生刑務所から出られないのか、映画では15年を経過したとき一日だけの外出許可が出る所から始まる。母親と息子に会いにその貴重な一日を過ごすことになったある男の心の動揺、しかしそれは息子も同様だった。
いいドラマだ。殺人者の子供という汚名が息子に及んでいないか、男は気を病む。息子の方も当然15年という歳月の戸惑いを隠せない。打ち解けない会話。だが、血は時を超え . . . 本文を読む