いやあ、2時間強、ツッコミとボケという漫才の基本セオリーの連続で、ダレた間が全くなく緊密な映像で【品川】監督の才能に酔い、そしてその才気に驚いてしまいました。
漫才という世界を芸人が描いているのだから、意外と簡単じゃない?というのは素人心。芸人が映像を通して漫才人の人生を描くというのは、専門分野だから逆に難しいはず。それを【品川)は見事やってくれましたね。恐らく彼の脳裏にはやりたい事がいっぱいあ . . . 本文を読む
アメリカにも仇打ちという習慣があったということが、まず何か不思議な気がした。14歳の女の子が助っ人を雇い先住民地区へ進んでいく。しかしそこに存在するのは【コーエン】の静かなアメリカ現代批判だ。
【コーエン】だからまともな西部劇にするわけがないと思ってはいたが、僕にはフレフレ西部劇というより、アンチアメリカをこの映画で見てしまう。先住民をただ、モノ扱いする主人公たちの言動は少ないシーンだが、あっと . . . 本文を読む