冒頭から執拗に繰り返される震災の映像とモーツアルトのレクイエム。今や、世界は朽ち果て人々は鎮魂のみを必要としているのか。あるいは、それでも立ち上がることを求めているのか、、。
そんな思いがきっと園に入り込んできたのに違いないと僕は思う。ここがこの映画の評価を迷わせるところでもあるのだが、僕は許す。だれだってあのときはみんな茫然としたはず。(今でもそうだが、、。)
この映画の主人公住田さんはまだ . . . 本文を読む
本格的な演劇を久しぶりに見る。しかも出し物はあの、身も凍るドストエフスキーの最高傑作。でもあんな長い小説をどうやって2時間半に、という気持ちはずっと持ち続ける。
どこか重要な場面だけで2時間半やってくれるのかなあと思っていたが、いやあものすごいことにあの小説のダイジェストでもいうべきスマートなまとめ方に驚愕。何とかカラマーゾフは見せてくれている。俳優座と言う大所帯。個々の配役にも重鎮を配置した気 . . . 本文を読む
どうもねえ。板尾が映画好きだというのは分かるけど、ワカラナイ映画というより自分の思いをそのまま映画にしちゃった作品と言うところでしょうか。映像は光るところもあっただけにちょっと冷静になってもらいたいデス。いえ、ホント、困りました。 . . . 本文を読む