高校生時代から30年間のかれら(男2・女1)の人生を辿る青春映画。うーん、いかにも甘酸っぱいそして苦さの残る人生をしかと見る。
3人のそれぞれのカップルといっても今までのカップルでないところがこの映画のミソである。男A→女B→男Cまでは普通の関係だが、この映画は何と男C→男Aであるのが後半あたりから分かって来る。そして男Cが一応話の中心でもある。
女Bは恐らく生ま . . . 本文を読む
今流行りのご当地映画ですね。しかし田舎といっても地方の大都会鹿児島の話です。今やどこの商店街も運命共同体です。これはご当地とは言え、他人事でない我らが街の話なんです。
と、特に気を使っていない佐々部の普段着姿の演出が見えます。力を抜いて、俳優にすべてを預けて、にこにことカメラの脇に立っている佐々部が想像できます。
鹿児島弁は俳優さんたちが頑張っていたようでなかなか見事なものでした。吹石は子供時 . . . 本文を読む
WOWOWの小さな画面で見たから何とも言えないけれど、河瀬の伝えたい、言いたい気持ちはよく分かったと思う。相変わらずセリフが少々聞き取れない部分もあったが、、。
分かる、分かるけど、ちょっと強引かなあ。言い方を変えれば少々説教ぽく感じたのも事実。母親が自宅に帰って死んでゆくときもちょっとくどい。奄美独特の唄、踊りまで披露されるが、、。
少年の、まだ女を卒業できない母親への不信は、思春期特有のわ . . . 本文を読む