歌野晶午×江戸川乱歩という、ミステリー好きなら読まずにはいられない短編集です。なるほど、乱歩の題材を現代に置き替えるとこういう話になりますね。よく練られています。
特に歌野氏お得意の現代通が文章といい、会話といいこよなく出現するので、小気味いい展開と相まって楽しく読める。
何といっても全編とてもよく書けている。いわゆる一気本である。会話が面白いんだよね。今の若い人たちの生態をよく捉 . . . 本文を読む
ジョセフ・ゴードン・レヴィットは演技派でもあり、なかなかいつも魅せるものを持っているので、彼の映画は見ることにしている。でも、最近大監督の映画には出てるんだが、落ちて来てるかなあ。「リンカーン」辺りから顕著です。
今回もほとんど彼の独り舞台なんだが、踏ん張れなかった感がする。でもだいたいストーン監督が絶賛するほど、スノーデンという男が時代を賑わせたヒーローだとは思えず、映画自体もストーンのそこは . . . 本文を読む